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「元気があれば何でもできる」は至言


 だいぶん涼しくなってきました。

 時間をかけて夏に慣れた体が、今度は冬に慣れるまでに時間を要します。
「慣れないうちは慎重に」というのは仕事をするときの基本です。
 無理をすると九割がた失敗します。体調も同様です。

 仕事的にも、趣味的にも、体調を損なうともろもろの時間を失います。
 そのためには、健康第一です。 
 なにがなんでも
 とにもかくにも。
 一事が万事。
「元気があれば何でもできる。」
 至言だと思います。


 最近は「終末円環世界イチオシの聖女」の改稿作業に時間を費やしています。
 
 改行を入れたり、スペースを入れたり、Web連載の形式に合うように本文を変えるだけでかなりの労力を使っている気がします。

 同時に、本作の電撃大賞落選の分析結果を加味して、本作第一稿で短所と考えられる箇所を、洗いざらい修正しています。

 12万字の本文を丸々プロットとして、アップデートする感じです。

 大筋は変わりないですが、甘いなと思ったところは根っこから削除したり、変えたりしています。
 当然のように、本文も加筆修正の雨あられ。
 ほぼ一から新作を執筆しているような状況です。

 特に、「書きたいこと」が「読みたいこと」に勝って余りある状態――アンバランスになっていないかがチェック対象です。
 読者が、自分が、これを読みたいと思えるかどうか。

「書きたいこと」がない作品は、自分のない作品です。
「読みたいこと」がない作品は、誰にも読まれません。

 理想は「書きたいこと」=「読みたいこと」ですが、私の場合は往々にして「=」が「≒」か「≠」になりがち。

「書きたい」と「読みたい」のバランスが取れている人がプロの小説家になれるのでしょう。
 それに加えて、デビューするまで書き続けた人がデビューできるのです。
 書き続けるためには、やはり健康第一。
 なにがなんでも
 とにもかくにも。
 一事が万事。
「元気があれば何でもできる」のです。

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