「終末円環世界イチオシの聖女」進捗状況報告です。
ようやく15話まで書きました。少しペースダウン中です。
というのも、本作は電撃大賞の一次選考で落選しています。
Web向けの改稿作業をしつつ、自分なりに考えた落選理由(自作の落選理由について分析 - カクヨム
https://kakuyomu.jp/users/kiyou1234/news/822139837155184925 )を手直しして世に出そうとしています。
贅肉を落とし、速さを出すためです。
起承転結の「起」から変えています。
頭がすげ変われば、首から下も総とっかえ。
それにより整合性をとるのに必死です。
完成していたパズルを一回ぶっ壊し、一から組み直す、そんな作業をしています。
現状(というかここ一月くらい)、自作自演の賽の河原です。
こんなことするくらいなら別に一から新作を書いた方がはやいのでは……という悪魔のささやきが聞こえてきます。
それはすでに「汝は人造人間なりや?2125」でやりました。
あの作品は、近況ノートのあとがき(「汝は人造人間なりや?2125」あとがき - カクヨム
https://kakuyomu.jp/users/kiyou1234/news/822139836687576165 )で書いたとおり、いろいろな理由と機運が重なって完成した作品です。
それとは別に、本当は心の奥底で、この予測された自作自演賽の河原から無意識的に逃れようとしていた節もあります。
私は弱い。弱さ故に新作を書きたくなる。
一作完結させるまで、この弱さと常に付き合っていかなければいけません。
ただ、あまり深刻にはなっていません。
最近は、気分転換に現職の仕事をうまく使っています。
良くも悪くも日中の時間を強制的に使わされるので、執筆に依存しすぎて病むことのない環境とマインドを維持できています。
生活も逼迫していないので、焦りもあまりないです。
一方、人生すべてを執筆に捧げる、みたいな職人的・文豪的格好良さと時間的余裕はあまりないので、そこはトレードオフです。
背水の陣で必ず良い結果が出せると思うほどうぬぼれてもいません。
それと、先に報告しておきますが、しばらく近況ノートの内容は、自作自演賽の河原報告が連続することになりそうです。
なんにせよ結果が出るまでコツコツ取り組もうと思います。