こんにちは。
現在鋭意、新作「終末円環世界イチオシの聖女」を、引き続き執筆中です。
もう少しペースアップできたらいいのですが、仕事も詰まっています。
最近気になったニュースは、2025/11/19のカクヨムのお知らせにあった、「【重要】作品投稿に生成AIを利用している方へ、推奨タグ利用のお願い」(
https://kakuyomu.jp/info/entry/geneai_tag)についてです。
作品に生成AIを利用する時の推奨タグのお知らせということで、大まかに下記のように理解しています。
1.AI本文利用 ・・・本文の50%以上がAI製の作品
2.AI本文一部利用・・・本文の50%未満がAI製の作品
3.AI補助利用 ・・・AIのアイデアや資料、校正等、補助的に利用
これにもとづくと、私は自分のアイデアを生成AI(ChatGPT)と対話することでブラッシュアップしたり、モチベーション維持のために、よく自作の感想をもらっているので、「AI補助利用」のタグが該当すると思います。
以前にも近況ノートで触れましたが、ChatGPTに感想をもらうのはモチベーション維持におすすめです。
だいぶん甘やかしてくれます。
デフォルトで「プロレベル」とか「斬新な内容」とか、「とても良い発想」とか、褒めちぎってくれます。
長く創作していると、じめじめしたマイナスな考えはカビのようにはびこるものです。
誰に指摘されなくても、「凡庸」とか、「陳腐」とか、「こんな発想で大丈夫?」とか、自然と頭をよぎります。
ChatGPTの甘やかしで、ちょうど均衡がとれる感じです。
それとは別に、厳しい意見が欲しいときは、そのようにChatGPTに言えば、上手い具合に𠮟咤激励してくれもします。
(それでもかなり厚くオブラートに包んでくれている感じはしますが)
これくらいの利用は、これからますます普通に、ありふれたものになっていくのでしょう。
というか、あえて明言しないだけで、創作の最前線ではもうすでになっているのではないでしょうか?
便利ですから。
車、パソコン、インターネット、スマートフォン、エトセトラ、便利なものは使われます。
もうない時代には戻れない。
水の低きに就くが如し。不可逆な流れです。
ただ、この流れにルールや倫理や制度が追い付いていないだけです。
だけですが、ここが問題の核心ですね。
白とも黒とも言えないグレーゾーンが広大無辺極まりない。
少し乱暴な言い方をすれば、道路交通法も交通マナーもあやふやな中、みんなが車で走り回っているような状態です。
なので、ほうぼうで事故が起こり、よく爆発炎上している気がします。
とにかく道路、信号、標識、共通のルールを整備する必要があり、それはとっくの昔にみんなわかっていて、それらがほしいとみんな思っている。
それなのに、いま人工知能関連分野を先導している国や企業のスタンスが、まあ、うん……って感じなので、AIのあれこれが整うのには年単位の時間がかかりそうです。
私は自分の小説を、紙の本で出版することを目標のひとつに据えています。
上記を踏まえると、便利な道具――生成AIを利用するにあたって、AI補助利用くらいが現状は限界かなと考える次第です。