• 異世界ファンタジー
  • 恋愛

共感覚で読書する

連投失礼いたします。
書こう書こうと思っていて忘れていた者を思い出したので忘備録として書かせてください。

共感覚をお持ちの方は、結構いると思う。
私も物心ついてから、共感覚と付き合っている。

文字や数字には色がある。基本的にこれまで開示してきたものはこれだが、最近これ以外にも、明瞭しがたいものがある事が分かって来た。

物語には、色と歯ざわりがある。
齧ったときの触感、と言ったらいいだろうか。
文章を読んでいると、歯にあたる感触と咀嚼音で、その物語が自分にとって快か不快化を判別する時がある。

これで困るのが、レビューだ。

「この文章は、読んでいるとリンゴの歯ざわりがする黄緑色が心地よく」

なんて書かれたら……完全な怪文章だ。
レビューをするときは、何とか人間の言語に翻訳するが――


ちなみに、この共感覚。実生活で役に立ったことが一つだけある。


土器の接合!

同一個体の破片を見つける時に、その土器片から感じる色やにおい、歯触りで、同一個体を見つけ出すことができる。
私は「神の手」などと称されるが、考古学会でその異名は冗談にならない。

6件のコメント

  • 共感覚、お話の中で見るだけで実際そうである方にはお会いしたことないやつだ。

    実際のところどのくらいの割合なんだろう……と少し調べてみたら全体の4%という話が(一説)。ASDの方の割合が直近の研究調査で3.4%だったそうなので、体感でいうなら大体同じと言ってよさそうだった。
    創作でも参考になりそうな研究を集約してくださってる社団法人のサイトも見つかって、ありがたいきっかけになりました(共感覚の経年変化を追った研究とか、おおーとなりました)。

    たまたまなんですが、感覚をキーの一つにしたお話を書いていて。
    それもあって、共感覚の方の生活上の体感がどんなふうなのかはかなり気になります。
    今回たまたま読んだ記事では「文字に色がついて見える」方の解説があって、いわく「目で見える本来の色と別に、色がついてる視覚のレイヤーがある」「意識すればカラフルになるし、しないと普通である」「意識するしないの感覚は、外で聞こえる車の音やサイレンなんかを意識する・しないの感じに似ている」とのことでした。
    じょーもんさんのそれは触覚との接点もあるとのことですが、僕が読んだ記事の方と同じようなオンオフの感じなどあるんでしょうか? それとも、制御はできない感がつよい?
  • もしやぶさかでなさそうなら、そのあたりのお話エッセイとかの形でもうかがえたらありがたいです。未知、かつ興味惹かれる世界。
  • こんにちは。
    『共感覚』に関しては、よく分からない私ですが、『物語には、色と歯ざわりがある』には、共感しました。言い得て妙だなと。

    土器、お好きなんですね。
    うちの畑から、時々土器が出ます。
    数年前は、大量に掘り当ててしまった義父が、コンテナに入れて『お好きにどうぞ』の立て札立てて、放置したのに、私は心底びっくりしました。(あっという間に土器は消えました)

    土器が出たら、畑を作れなくなるので、これまでも、ご近所さん共々そうして来たようです。(地方の風習ってやつですね)

    私にはまだ、出土した遺物を扱う権限が無いので、とやかくは言えないのですが、私の代になったら、ちゃんと報告しようと思います。
  • 伊草いずくさま>
    こんにちは!
    共感覚者に会ったことないとはちょっと驚きました!
    以前mixiか何かで、共感覚に触れた所、知り合いが何人も「自分も自分も」って挙手してきたので笑
    一番の猛者は、時間の流れが、不規則な立体の変化として感じられる、という方でした。私にもよくわかりません!
    共感覚者は、それが当たり前なので、聞かれなければ言い出さないかもしれないですね!
    私の場合だと、生活に支障が及ぶほどではありません。
    程度だと、カフェのBGMレベルかな。存在はあるけれど、気にはならない。ON・OFFを意識するほどでもない、ですかね。
    私の場合は、数字と文字に色がありますが、漢字まで行くと結構その漢字自体の意味に色が引っ張られることがあります。
    ひらがなは、か行は暖色、さ行は青系、た行は茶色系、など子音で色系統がまとまっていますかね。
    私の旧姓が、「黒・黒・黄色・灰色」だったので、地味で嫌いでしたよ。

    あとは、算数は苦手でした。
    私の場合だと、4(朱)と7(橙)の色が似ているので、今でもよく間違えますし、(言い間違え、読み間違えが起きます)
    例えば、1(赤)+2(青)=3(黄緑)だと、赤と青足してなんで黄緑になるのか覚えられませんでした。

    私の場合は、色の無い世界にいたことがなく、いつも頭の中は極彩色です。
    たくさんの色に囲まれていることが心地よく、それがうるさいと思ったことはあまりないです。草間彌生とか、見ていると落ち着く感じですかね。
    こんな感じで、いかがでしょうか。
    逆に、共感覚がない場合だと、世界が静かすぎて、不安にならないかな、などと思ってしまいました。
  • 於ともさま>
    物語の触感!大事ですよね。たぶん、それを統一できたら、物語のトーンも定まって、読みやすいものになるのではないかな、などと思いながら、書いたりしています。

    そして、土器の件ですが――
    はい、好き、というか、こんなPNを使ってるくらいですので、はい、好きです(笑)
    一応、そちらを本職として、昼間は働かせてもらっております。
    こちら側からのマジレスになってしまいますが、耕作地での土器の出土は致し方ないと思います。
    自治体や国主導の圃場整備などでしたら、ちゃんと発掘調査を行ってからの工事となりますが、代々畑や田んぼをしていらっしゃる土地からの出土は、咎められるものではないと思います。
    だって、今生きて、生活している人が一番大切ですから。
    よっぽと凄いもの……例えば、形が分かるほどの土偶や、完形の青磁の梅瓶、人骨がぎっしり詰まった弥生土器などが出土した際は、地域の教育委員会に知らせてあげて欲しいです。
    遺物にも、学術的価値のランクがありまして、どんなに固体として素晴らしくても、出土位置が不明瞭なほど価値はゼロに近くなってしまいます。
    どこの遺跡から出土したかわからない完形の壺よりも、遺跡名・遺構・正確な出土位置がはっきりしている破片の方が、何千倍も価値が高いことは多々あります。
    なので、畑から掘り出してしまったら、畑の隅にでも積み上げて置いていただければ、一番いいのですが――、邪魔ですよね(笑)
    ちなみに、一番困るのは、どこからか拾ってきて、いらなくなったからと別の遺跡にまかれることです。研究者、泣きます。
    ちょっと熱くなってしまいましたが、作物を作ることが一番大切なので、あまり気に病まないでいただければと思います♪
  • 興味深すぎた、ありがとうございます!
    はからずもうかがえた土器の話もすごかったです。うーわー。

    そっか、二つ以上の体系を同時に感じるから「あちら立てればこちらが立たず」みたいな体感が普通に発生しうるのか……!
    それはすごいなあ。すごいし、大変だ。じゃあ、文字列は食べ物とかに似てるんですね、ほんとうに。食べ物は味・匂い・食感、と五感を同時に刺激されますものね。そのどれかがダメだと総合点(これすき、これきらい)がかなり左右される……。

    そのお話のおかげで「触感も繋がってる」についても少しだけ想像ができた気がします。なるほどなあ。
    いや、ほんとに興味深いです。わー。わーーー。。。教えてくださってありがとうございます!

    「世界が静かすぎないか」なんですが、それについても考えるところというか、興味を感じるところがあって。
    入力が感知できないとき、たとえば自分の耳は「耳鳴り」を聞いてます。目を閉じて暗い場所にいるときは「入力がない黒」に近いものを見ていて、それはそれで退屈しない。
    つまりこう、入ってくる情報をさばく感度とかが猫の瞳孔みたいに下がって、何かを感じ続けること自体はとまらないという……。
    僕自身は過集中が強くあって、作業をする時、感覚の方は……「寝てる時」に近くなります。
    五感からの入力を無視しがちな造りの延長線上か、外を移動する時は景色を楽しめずにずっと考え事をしがちです。
    その代わりなのか、一字一句の中に意味を当社比こまごま感じるようです。何も聞こえないぶん耳鳴りに勝手な区別がついてる、みたいな。

    それもあって、作品拝読してると色々なことを考えます。
    どんな感覚で『刺青の聖女』が作られてるのか少しわかり、興味深かった。

    長々すみません、でもまだ話し込みたいぐらいの濃いお話でした……!
    ごちそうさまです!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する