いつもお読み下さりありがとうございます。
元祖特撮ライターである竹内博氏が、その音楽を愛してやまない「日本誕生」(双璧を成すのは「釈迦」)、日本特撮史上の金字塔の一つです。一つってとこがこの時代の持つパワーの凄さなんですけど。
いつも登場人物の名前は、作者が忘れない様に付けてるんですが、今回のイナカン・ヒゲカン監督はモロそのまんまなので我ながらヒデぇ。
特撮ファンにとっては「柳生武芸帳」(待て)「忠臣蔵」(待て!)「大坂城物語」「士魂魔道 大龍巻」「ゲンと不動明王」あたり…なんか予告編集ビデオソフト「特撮グラフティー」でしか見た事が無い方もいそうな(「柳生武芸帳」「忠臣蔵」はさておき)感じですが、日本映画界で黒澤「天皇」と対を成す「巨匠」です。
今アマプラで「無法松の一生」東宝版(戦時中の坂東妻三郎版が軍の意見で松の生きざまに関わる肝心な部分をカットした不満をリベンジしたもの)が見られます。巨匠入魂の一作です。
因みに製作発表時、本作では特技監督のリック君は控えめな発言をしてますが、「日本誕生」の円谷監督はトーホー・バーサタイルを思いっきり宣伝しています。
その結果は皆様ご存じの通りなので、本作を顧みる時切ない気分にさせられます。