出張で門司港に来ているばい。
二度目の訪問ばい。
たぶん5、6年ぶりたい。
今日も門司港は暑かばーい。
とりあえず腹ごしらえばい。
駅周辺を歩きます。
『焼きカレー』
『焼きカレー』
『焼きカレー』
しぇからしかっ!
こん暑か日に焼くなーっ!!
『焼きカレー』
『焼きカレー』
『焼いてないカレー』
焼けーっ!
そこは焼いとけーっ!!
インチキ九州弁が辛くなってきたので、そろそろやめますね。
そういえば。
前回ここを訪れたときも仕事までに結構時間があって、その時は何を思ったのかひとりでトリックアート美術館に入ったんですよね。
で、これがだいぶ誤算だったのですが。
トリックアート美術館ってね、基本的に家族とかカップルで行くとこなんですよ。
片方が立体的に描かれた壁画とかの前に立ってね、もう片方が対面でカメラ構えて「わー、絵の中にいるみたい!」とか言いながら互いにキャッキャウフフするところなんですよ。
そこのところ勘違いしてました。
自分ひとり壁画の前に立ってもですね、全然面白くないんですよ。それを見る人いないと全然トリックじゃないんです。
びっくりしました。
途中で見かねた受付のおっちゃんが来て「写真、撮りましょうか?」とか言ってくるわけですよ。
まあ、撮ってもらいましたけど。
受付のおっちゃん、やたら親切だなと当時は思ったんですけどね。いいな、門司港の人あたたかいなと。
いまにして思うと、本社の偉い人が抜き打ち視察に来たとでも思われたのかもしれません。平日にスーツ姿でしたから。
もしくは。
「すでにリストラされていることを家族に打ち明けられず毎朝スーツ着て家を出るものの行くあてのない元会社員」と思われたのかもしれません。
親切なわりに妙な緊張感があったのも、それなら合点がいきます。
じつは今回、そのトリックアート美術館にリベンジしようと密かに意気込んでいたのですが。
やだ……ドラッグストアになってる……!
世知辛い世の中です。
あと変わったものといえば。
駅前のコンビニがなくなって、灰皿も撤去されてました。
それに代わる喫煙所もなく。
もう、町中さまよいましたよ。灰皿求めて。
吸えそうな喫茶店もないんですもの。
で、ようやく海峡レトロという商業施設の裏に寂れた喫煙所を見つけまして。
しかも、おあつらえ向きに椅子まで用意されてまして。
門司港、気が利いてますね。
さんざ歩いて疲れた身体を休ませようと腰を下ろした瞬間。
熱っっっつ!?
激アツですよ。炎天下で熱されて、推定80℃くらいになってました。
なんだその地味な嫌がらせ。
仕方ないので、火傷したお尻をさすりながら立って吸ってたんですけどね。
外国の方が「あ、ここに喫煙所あるやん」みたいな感じで歩いて来ましてね。
先ほどのぼくの動きをトレースするように激アツ椅子に座ったんですよ。
「ファッッツ!?」言って勢いよく起立してました。ピーンて。
フフッ……お前やめろよ……やめろよお前……!
そんな感じで、ぼくはいま異国の地で一生懸命お仕事をしております。
