こんばんは。
本日もお疲れ様です。
「ソウル・エコーズ~精霊達への鎮魂歌~」の第4話となる『朱く燃える羽』を更新しました!
今回は、主人公の雄大(ゆうた)と、神谷澪(かみや みお)による「会話劇」がメインの回です。
▼ 本編はこちらから読めます
https://kakuyomu.jp/works/822139840508911926/episodes/822139841495923285澪の「意外な一面」と二人の距離感
これまでちょっと冷たい雰囲気を漂わせていた澪ですが、今回は彼女の「年相応の素顔」や「ちょっと強引なマイペースさ」が見どころです。
個人的に気に入っているのは、父親のことを「パパ」と呼んでいるのが発覚するシーンや、雄大の名前の読み方を頑なに訂正しないシーンです。
「俺の名前、雄大って書いてユウタって読むんだよ」
(中略)
「へぇ~」
神谷はあまり興味なさげに返事をして。
「まぁ、でも、あたしはユーダイくんって呼ぶね」
「何でだよ」
訂正しても「あたしにとってはユーダイくんだから」で押し通す澪と、それに振り回されてツッコミを入れる雄大。 シリアスな状況下ですが、この二人の漫才のような掛け合いを書くのはとても楽しかったです。
澪は一見冷めた態度をとっていますが、わざわざ不穏な人影を確認しに戻ったり、倒れていた雄大を心配していたりと、実は「お人好し」な性格が見え隠れしています。
そんなギャップを楽しんでもらえたら嬉しいです。
日常会話から急転、ラストの「違和感」
そんな和やかな(?)会話で終わるかと思いきや、ラストでは物語が一気に不穏な方向へ動き出します。
唐突に「バンザイして」と命令され、わけもわからず手を上げた雄大の脇から出てきたのは――。
「朱い羽」が描かれた謎のカード。
楽しげな会話シーンから、一気に非日常へと引き戻される落差を意識しました。
あのカードはいったい何なのか?
なぜ雄大にくっついていたのか?
物語の鍵となるアイテムが登場し、ここから事態は加速していきます。
ぜひ、二人の会話とラストの展開を楽しんでいただければ幸いです!
読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。
それでは、また会いましょう。
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