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【創作裏話】魔術が「迷信」になった現代世界の設定について【第1話】

こんばんは。
本日もお疲れ様です。

月輝く夜に
本日、『ソウル・エコーズ~精霊達への鎮魂歌~』を開始しました。
今回は、この物語の舞台となっている世界観、特に「現代社会における魔術の立ち位置」について、少し掘り下げてお話ししたいと思います。

「科学の理」が支配する世界で
物語の舞台は、私たちがよく知る現代社会とよく似た、高層ビルが立ち並ぶ都市です。
夜になればネオンが輝き、人々はスマートフォンの光を頼りに歩く。
そんな「科学の理」が支配する世界。

しかし、この世界にはかつて「魔法の理」が満ちていました。

かつて、世界は魔法の理で動いていた。 人々は神を信じ、奇跡を願った。その奇跡を、人は自らの力で起こす術を手に入れた。それを人は『魔術』と呼んだ。


この物語で描いているのは「かつて当たり前だった神秘が、忘れ去られた後の世界」です。

ファンタジー作品ではよく「魔法vs科学」という対立構造が描かれますが、この作品では「対立」というよりも、「忘却」に焦点を当てています。
魔術は科学に負けたわけではなく、単に人々が必要としなくなり、歴史の闇に溶けていった。
「そんなものは最初からなかった」ことにされている現代。

プロローグ - 星使い ティンクル・ライツ ~願いは流星とともに~(想兼 ヒロ) - カクヨム
「流れる星のキセキをここに!」

こちらの「星使いティンクル・ライツ」でも、似たようなテーマを使っています。
こっそりいなくなった神秘、そういうテーマが自分は大好物です。

コンクリートの森に潜む「異物」たち

まだ名前しか出てきていない「適合者」は目立つことを嫌います。
監視カメラやSNSが発達した現代で「奇跡」を起こせば、どうなるか分からないからです。

「これだけ人がいれば、騒ぎを起こそうとはしないはず」
私が探している彼らは、人の目につくことを嫌う。

現代社会のルールの隙間で、ひっそりと息を潜める「影」。
煌々と輝くビルの明かりが作る「影」。
その濃い闇の中にこそ、古の魔術が今も息づいている。

そんな感じをイメージしています。

「適合者」と「欠けた魂」
物語のキーワードとなるのが「適合者」という存在です。

なぜ彼らは争わなければならないのか?

その答えは、第二話以降で描ければなと思います。

科学の光で夜さえも明るくなった現代。
光が強くなればなるほど、足元の影もまた濃くなる。
そんな「都市の影」の物語を、ぜひ楽しんでいただければと思います。


よかったら読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。

それでは、またお会いしましょう。

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