御無沙汰いたしております。
月桑庵曲斎です。
一時的に小スランプといいますか、書く気が起きない病といいますか、モチベーションがダダ下がりでした(笑)
持ち直したのはやはり茶の湯のお陰。やっぱり素晴らしき哉。
さて、竹馬之友篇も後半に入りまして、第廿六服を書いているのですが、この辺りの人間模様はかなり入り組んでいて、一筋縄では行かないのですね。三好元長と柳本賢治の対立の最重要ファクターは細川尹賢であったことが分かります。
細川尹賢は三好元長の客将という扱いにしていますが、ちょっと癖のある人物ですので、もう少し掘り下げたいと思います。
風変わりなのは三好長家。
弟の政長より、三好元長の意見に賛同する割に元長に味方しない(笑)
おそらくこれは、政長が嫡子で長家が庶子だったからではないかと。官途名も遠江守ですし。
そろそろ茶の湯の話を増やしていきたい所ですが、なかなかに難しいですね。あともう少しで第廿六服も終わりです。
早ければ来週の末には公開できるかもしれません……といっても、カクヨムの連載は第丗服が終わってからになりますので、まだまだ先のお話です。
カクヨムの連載は来週、第廿服の壱〜伍となっております。その後、和歌解説と人物紹介で、しばらく休載となります。
並行して第〇服の改訂も行っています。
これが出来ましたら、第二章と第三章の間に幕間を二服入れようと思っています。
第〇服に入れた茶の湯の歴史をガッツリ削除して、千道安に語らせようかと。第一部の終章にも千道安の物語を書く予定です。
『数寄の長者〜竹馬之友篇〜』
第三章 干戈騒乱
第廿六服 蘭摧玉折 7094/7500字【執筆中】