アテクシです。
「ラァーーーーー!」
派遣のオジサン、何やってんですか?
大口開けて、のど〇〇〇の日光浴ですかぁ?
「何をはしたないことを、罰当たりめ!
太陽神ラーを崇《あが》め奉《たてまつ》っておるのが分からぬか!」
ラーと言うと、宇宙猿人ゴ〇の手下の、ラー1号?
「馬鹿者!太陽神と言うておろうが!
……
と言う訳で、今回はキリンジの歌に見え隠れする太陽崇拝について私見を述べようと思います」
『CHANT!!!!』
のっけから意味不明なコントやらせたと思えば、太陽崇拝ですか?
「キリンジの曲ってさ、太陽の使われ方が独特な曲が多くない?
🌞の産毛、とか
🌞に身を凭れ、とか
潜望鏡に浮かぶ🌞、とかさ」
どうですかね?
ひとつの🌞、だとか
空に🌞が燃えている、だとか
燃え盛る🌞、だとか
普通に太陽の描写だと思いますけど。
「そうやって、スイスイ”太陽”ってワードが出てくるくらい使用されている、ってところに太陽崇拝が潜んでいるのを感じるんだよー。
決定的なのが『CHANT!!!!』
Chantは詠唱、唱歌、聖歌のことで、キリスト教のグレゴリオ聖歌とかイスラム教のナシードみたいに無伴奏・単旋律が基本らしい。
仏教のお経や神道の祝詞も広い意味でChantに入るかもね。
キリンジ版Chantは無伴奏ではないけれど、抑揚を押さえたメロディの繰り返しで、雰囲気を醸し出してる。
”🌞を迎えよう” は太陽崇拝の祭文で、4回の繰り返しはタイトルの!x4に対応している。
柏手に相当するとも考えられる。
そして、”新(アたら)・・街(マち)・照ら(テラ)・・す(ス)” の句に ちゃんと”アマテラス” が織り込まれているという周到さ!
Chantだけに!」
あの、おやじギャグは措《お》いといて、これ見てください。
「なんだ、おとなしいと思ったら、何やってんだ?」
キリンジの曲、全曲ではないですが、130曲余りのタイトルと歌詞について、いくつかのキーワードで検索して、使用されている曲の数をまとめました。
キーワード 兄 作詞 弟 作詞 合計曲数
太陽 2 15 17
朝日 1 0 1
夕陽 4 1 5
月 6 12 18
星 17 12 29
夜 28 26 54
雨 19 12 31
”日毎夜毎《ひごとよごと》”の夜とか、”この星”(=地球)などは除いてます。
「なるほど。
曲数では、夜、雨、星、月、太陽の順になるのか。
朝日と夕陽を含めても”太陽”ってそれほど使用頻度が高いわけじゃないみたいだな。
でも、弟さんに限ってみれば、”太陽”は”夜”に次ぐ頻度だ。
弟さん的に”太陽”は重要なワードではあるみたいだな。
一方で、お兄さんの詞に”太陽”が使われているのは2曲だけなのは意外だなぁ」
ちなみにお兄さんの”太陽”は、
🌞も死ぬ
燃えさしの🌞
のように使われてますね。
「けっこうネガティブな表現だね。お兄さんは太陽が嫌いなのかな?
でも”朝日”や”夕陽”は弟さんよりも使用頻度は高いみたいだね、絶対数は少ないけれど。
”月”の使用曲もお兄さんは弟さんの半分。
これは弟さんの詞がよりロマンティックな傾向があることの裏付けになるのかな?
これ、”ラララ”で検索するとどうなるの?」
キーワード 兄 作詞 弟 作詞 合計曲数
ラララ 5 2 7
”ラララ”だとこうなりますね。
「キリンジの歌は”ラララ……”の印象が強いんで、もしかしたら太陽神ラーを讃えてるのかと思ったけれど、曲数は結構少ないね」
それが初っ端のコントに繋がる訳ですか。
「でも、『乳房の勾配』とかの、歌詞カードに入ってない”ラララ……”は検索から漏れちゃってるから、それらを含めてみたら面白い結果になるかもね」
さらに、アポロンやアメン、ソル、スーリヤ、へーリオス、シャマシュ、インティ、ミトラなんかが歌詞に織り込まれてたらびっくりですね。
「まとめると、弟さんが太陽にそこそこの思い入れがあることは確かみたいだね。
そんな弟さんを見て、お兄さんは”太陽”が使いづらくなったというか、遠慮してるって感じかな?」
では、次です。
『太陽の午後』
この曲も弟さん泰行さんの作詞作曲ですね。
タイトルに”太陽”の入った曲ですが……
「難解曲だよね。
浮気な二人とは何者なのか?
深く煙を吸うと生じる足の裏の掻痒感とは?
無重力感は三半規管の異常か?
昼間から眠くなるのは、過眠症?
聞きようによってはヤバそうな謎が多いが、皆目見当がつかん。
ただ、雰囲気が『BBQパーティー』と似てるんだよね」
『BBQパーティー』というと、以前、地縛霊解釈した?
「この二人も人間ではないかもしれないね。
確信はないけど。
例えば、アウトロのコーラスが
”Take my whole soul away"
って聞こえるんだけど、違うだろうか?
”私の魂をすべて奪い去れ”って意味だよね。
成仏させてくれ!ってことかね?
あと、歌詞中の音階の箇所だけど、歌詞とメロディが一致してない。
実際の旋律は、ラソミファソシド、だ。
移調してるけど」
なぜ、移調したんです?
「最後のシドを歌詞に合わせたのもあるけど、実際は、うちのピアノに黒鍵がないからだ。
白鍵の一部が黒く塗ってはあるけどキーはない、という。
要するに、子供の玩具だから半音(♯♭)が使えないんだよ!
いずれにしろ、歌詞のとおりに弾いてみると……
ぜんぜん心地いくない!人外には心地良いのかね?」
はぁ、人に拠るかもしれませんが、少なくともこの曲の雰囲気には合いませんね。
「この歌詞どおりの旋律を含む曲が、もしかしたら心地いい曲なのかもと思って探してみたけど、ぴったり一致した曲は今のところ見つかってない。
近い曲だとロシア民謡の『夕べの鐘』があった。
後ろ5音が一致した。ファが一オクターブ上だけど」
夕方に鐘が鳴る、って『太陽の午後』の2番の情景に似てるじゃないですか。
「確かに心地いい良い曲だけど、関係あるのかは疑問だね。
と言うことで、『太陽の午後』の完全解釈はほど遠いな。
今回は気付いた部分だけの報告で終わりまーす」
えーと、話しは変わりますが、『エイリアンズ』と『秘密』の歌い出しの音が90%一致するって、前にあったじゃないですか。
「ああ、「解釈その7」でやったやつね」
アテクシ、他の曲で同じ音使いを見つけちゃいました。
「ええっ、本当⁉どこで見つけたの?」
『玩具のような振る舞いで』の”あらわな~”の部分です。
3つ並べると以下のようになります。
はるか空に~ ド■□ ◇◆◇レラ〇●◆◇
手を拭いて~ ■□△◇◆◇ 〇●◆◇
あらわな~ ■□△◇◆ 〇●◆ レ
著作権に触れるので一致部分だけ伏せました。
『エイリアンズ』とは7/9(77.8%)、『秘密』とは8/9(88.9%)の一致ですね。
これで、『エイリアンズ』と『秘密』のリンクが怪しくなりましたね。
「『玩具のような~』はお兄さんの作詞だし、歌い出しの一致じゃないし……」
では、また。 「あっ、おい!」
アテクシ
&