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リレー小説用

 この近況ノートを見てくださった方々へ、心より感謝申し上げます。

 スタートだけは切らさせて頂きます。

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「おかしいな……」
 首を傾げて、目の前に広がる景色を見つめる。
 そこはまるで知らない場所のように思えた。

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 です。

 別の出だしがいい、とおっしゃる方は、別の出だしですと述べてスタートをお書きくだされば問題ありません。

 思いついた続きをコメントに書き進めてくださると光栄です。
 楽しみにしています。

 ルールはこちらです。
https://kakuyomu.jp/user_events/822139842328904507

 参加くださった方、本当にありがとうございます。
 コメント欄に余計なことを書くな、と述べた手前、感謝を書こうにも書く事ができませんでした。
 書いてくださりありがとうございます。

5件のコメント

  • そんなことはない。
    私はよく知っているはずだ。

    柔らかな朝日が差し込む窓も、
    部屋を埋め尽くす本の山も、
    微かに残るこの香りも。

    あの人がいない、それだけで、
    ここがまるで知らない場所のように感じる。

    自嘲めいた笑みをこぼし、あの人がいつも座っていた椅子に腰かけた。



    こんな感じでどうでしょう?
    とても面白そうな企画でしたので参加させていただきました。
    続きを想像して、かつ私自身も誰かが想像を膨らませられるような、そんな文章を書くことは新鮮でとても楽しかったです。
  • 椅子に座りあの人が何を見ていたのかを想う。

    色々想いを馳せる中で、
    あの人が見た景色と決定的に欠けた物に気が付く。

    それは私の存在だ。
    ここからは私の作業スペースが良く見える。しかし私はそこにはいない。
    非観測者から、観測者の立場に変わったのだから当然だ。
    なるほど、この空間は、あの人だけではなく、私も存在してこそなのだと理解する。
    ここはもうどうしようもなく、壊れてしまったのだ。

    さて、ここから私が取れる選択肢は2つ。
    あの人の変わりを務め、私の変わりを補充するか。
    もしくは、この空間をあの人との思い出の場所とし、新たな上書きを拒み、ここから旅立つ事だが……




  •  もちろん、旅立とう。
     私には、それだけの力がある。複雑に広がった工業都市、大自然の息吹を感じられる荘厳な森、どこまでも続く海と荒くれ者のための港町、目もくらむような輝きを放つ大神殿などなど……。思い描いた場所に行ける力が、私にはあるのだから。この世界を存分に見て回ることが、きっと、あの人への弔いにもなってくれるはずだ。

     まずは、近くの町を訪れてみようか。ほかの場所でもいいかもしれない。
     何をするにしても、路銀は必要になるように思う。
     そういえば、私は普段、何をして生活していたんだったろうか。あの人がいなくなってしまって、まだ間もない。心を落ち着かせるためにも、今一度、私自身の状況について思い返してみたい。
  • いや、やっぱり思い返してはだめだ。壊れてしまったのはこの空間だけではない。私の中の全てが、もうどうしようもなく、壊れてしまったのだ。

    こみあげてくる涙を必死に抑えながら、私は思いとどまった。

    あの人のためにも、私は前に進まなくてはならない。それが私に与えられた使命なのだ。

    さて、近くの町に着いた。ここは港町だ。

    右を見れば、ピストルで武装した海賊が大手を振って歩いている。

    左を見れば、私掠船がずらりと停泊している。


    先ほども書いたように、港町は荒くれ者のための場所である。

    行き先はどこでも構わない。一刻も早くどこかの船に乗り込んで、まだ見ぬ世界へ旅立ってしまおう。
  •  海を見渡す。豪華な遊覧船の甲板には、色とりどりの錦の旗が風に靡いていた。装飾、装飾、装飾!! うるさいほどに煌めいている。

    ⸺あんなのは、窮屈だ。
     
     理由は特に言えないけれど、本能がそう言っている。周りを見渡すと、港の端に停められた小さな船が視界に入る。塗装は剥げ、名札は欠け、帆はつぎはぎ。間違いなく途中で沈みそうな代物である。しかしどうにも目が離せない。惹かれてしまったのだ、あんなボロ船に。

     立ち止まり、最終確認を心の中で行う。
     
     胸が奥がほっとするような、形容し難いけれどどこか安心するような感覚。もう私の足は動き出していた。

     その船のそばには、タールに染みたタバコ臭い布と、乾いた縄、それから誰かの影があった。

     「そこのお前。乗るのか?」

     声がしたところで、私は振り返った。

    (by友)
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