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初遭遇・リアルカクヨム人

「さかたさん小説書いてるんですよね?」
 と職場の人に言われて。
「はい、書いてますよ」
「どんなの書いてるんですか? 文学? ラノベ?」
「どちらかというと文学のほうですかねえ。最近はホラーをよく書いてます」
「なろうとかに投稿したりするんですか?」
「えっと、カクヨムっていうちょっと似たところに」
「カクヨム? 自分使ってますよ」
「えっ、マジですか?」
 こうして初めてリアルカクヨム人に出会ったのだった。読み専の方だけど。
「ホラーはネクストのしか読んでないんですけど」
「ネクスト!?」
 しかも俺より上級者!

 かなり衝撃でした。カクヨムを利用している人って本当にこの世に存在するんだ、って(そりゃ存在するだろ)。本当は自分だけが人間で、他のカクヨムユーザーはみんなAIかなんかがそれっぽくやってるだけなんじゃないかって想像したり。会ったことなかったからね。

 こういう人がカクヨムで読んでるんだあって。しみじみと思いました。
 さかたいったの小説もたくさんあるのでぜひ読んでください。
 作品数は45あって、そのうち長編は8作品です。いっぱい書いたなあ。非公開にしているの合わせるともっとあるけど。


 さて、学園ホラー部門に応募している『PP』はいよいよ大詰め、ここからラストスパート。8月27日からは2話ずつ投稿していきます。

 この執筆期間はホント辛かった。アイディアもまったく何もないまっさらな状態から、たった3ヶ月で構想を練って長編を書き上げなければならなかったので。

 時間的にもそうだし、「本当にこの方向性でいいのか?」と何度も悩んで、苦しみながら書いていました、というか書いている最中です。しかも今一番つまづいています。
 本当に苦しい執筆期間でしたが、更新するたびに読んでくださる方がいるというのは、何よりの励ましでした。もうその人たちに向かって書いていました。読んでくださる方に満足してもらいたい一心で。作者的には間章の「樹海」のエピソードがこの作品で一番怖いシーンではないかと思っているのですが、いかがだったでしょうか。

 本当は10万文字が目標だったんですけど、もうどうやっても届かなそうなので、学園ホラー部門の規定である8万文字をどうにか超えてフィニッシュを迎えたいと思います。どうかあと少しお付き合いください。

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