本日、恋愛SF小説(?)の『ERROR LOVE』の二章の終わりまでを投稿いたしました。
この作品は全六章の予定で、三章からようやく物語の全貌がちょっとずつ明らかになっていくと思います。一章、二章は、ほとんどそのための前準備ですね。ただ二章最後の『髪を切りに来た客』というエピソードはわりと気に入っています(というか書きたいシーンだった)。
文字数の少ない作品だと、詳しい人物描写のないまま終わってしまうものが多いですが(人物の名前すら出てこないものも多い)、『ERROR LOVE』では人物そのものにもかなりスポットを当てています。
僕は小説を書く場合、だいたいその人物のタイプを決めて書き分けています。
『ERROR LOVE』という作品で例えると、
『立花六花』
本編の主人公。心理学的に、「カームタイプ」と呼ばれるような性格です。『ONE PIECE』の初期メンバー四人で例えるなら、ゾロと似た性格ですね。
作者の生き写し、とまではいいませんが、かなり似ています。やっぱり自分と似た性格の人物が一番書きやすいですからね。似顔絵はその人の特徴が強調されて描かれることが多いですが、小説も似たようなところがあります(性格を強調したほうがわかりやすい)。
頑固で、捻くれていて、我が道を行く感じで、でも穏やかな優しさがあったりして(自分で言う?)。まあかなり変わっている人物であることは間違いないですね。
最終的に、彼のその譲らない性格が、世界の命運を決めることになります(とめっちゃネタバレしてしまいます)。
『真田梅』
本編のヒロイン。「エキセントリックタイプ」な性格です。『ONE PIECE』の初期メンバーだとウソップです。
どちらかというと内気で、臆病な性格。根は真面目だけど、若干趣向が変わっているところがある。
彼女は作品内である特別な立ちどころを要求されているのですが、もし彼女が何にも動じない精神の持ち主だったら、この作品の物語は成り立ちません。常に不安定で、揺れ動くからこそ、それに付随した出来事が発生するのです。彼女と六花さんがからんでいるシーンが、書いていて一番楽しいですね。
他に、怪しい二人組の中途半端な英単語を使う人物は「ディレクタータイプ」だったり(『ONE PIECE』ではルフィ)、六花さんのよく喋る友人は「ブラックリストタイプ」だったりと(『ONE PIECE』ではナミ)、タイプに分類して性格を書き分けています。
僕は普段の生活でも、人の言動や立ち振る舞い、行動を観察して、その人のタイプを判断しています。テレビを観る時もそうやってタレントを観察しています。カクヨムで活動している他のユーザーさんも、その活動の仕方や作品、コメントなどを拝見するだけで、ある程度どのタイプの方なのかがわかります。小説の書き方にもかなり色濃く性格が表れますね。プロ作家でいえば僕は森博嗣さんとかなり性格が似ていると思うので、いろいろ参考にさせてもらっているところがあります。
と、長くなってしまったので、この辺にしておきましょう。
『ERROR LOVE』の第三章は、少し書き溜めてからまた投稿していきます。他の短めの作品もそのうち載せるかもしれません。
この近況ノートでは、普段考えていることだったり、作品の裏話的なこと、どーでもいい雑談などを書いています。エンタメ作家を目指す者のプライドとして、単なるお知らせにはしたくないので(毎回1時間ぐらいかけて書いています)、もし暇のある方は気楽な読み物としてお読みいただければと思っています。