羽川と翼(本編書き途中試し上げ)

 六時間を学校で過ごし、帰りのホームルームが終わり、ようやく解放された僕はそそくさと教室を出る。廊下の端で同級生と雑談することも、部活動に励むこともなく、真っ直ぐ家への道を辿った。
 帰り道、何一つ変わらない景色を通りすぎながら、僕は歩く。
 家に帰ったら何をしようか。ゲーム、勉強、本の整理。やりたいことはあるが、結局はベッドへ体を投げ出すのだろう。きっと今日もそうなる。僕がする行動は変わらない。

 そういえば、明日は歴史の小テストがあったな。酷い点数を取らないために、少しでも目を通しておこう。
 でも、小説も読みたいな。休み時間を使って読み進めていたら、ちょうどいいところで終わってしまっていたのを思い出す。あの後はどうなるのだろう?本のことを考えていると、部屋に積み重なった本をどうにかしたい気持ちが大きくなる。やはり本棚の整理をしようか。
 ゲームはどうだろう。あまり気乗りではないな。
つい最近クリアしてしまったゲームがあり、また新しいものに手を出そうとは思わないのだ。しばらくやることはない。
 そうだ、部屋の模様替えでもしてみようか。紺色のベッドシーツもそろそろ飽きてきた。クローゼットの奥から同じ種類の黒色のベッドシーツでも取り出そうか。洗濯はめんどくさいけど、たまには自分でやるのもいいかもしれない。

 やりたいことの整理をしていると、白い外観の家が見えてきた。綺麗な外観に惚れ、両親は購入を決めたらしい。たった三人、今となっては二人しか住んでいないのに、やたらと広い一軒家。多い部屋もほとんどは使われていない。空っぽの空間に、埃が舞っているくらいだ。
 “羽川”と書かれた表札を横切り、鞄から鍵を取り出し、ガチャという音と共にドアを引く。家の中に入り鍵をかけ、再びガチャという音が聞こえる。ドアを二度ほど押し、鍵がかかっていることを確認する。

 玄関に脱いだ靴を並べる。小さい頃から、靴を並べなさいと、母に言われてきた。最初はやらなかったが、習慣付けるとそれが当たり前になっていた。
今では母の方が靴の向きがバラバラだ。
自分の靴を並べるついでに、母の靴も並べた。

 洗面台へ向かい、手を洗うついでに、軽く顔も水に濡らした。水の滴る顔をタオルで優しく拭く。
 それから、体育の授業で、汚したジャージをスクールバッグから取り出し、洗濯機の中に入れる。
学校のグラウンドで転んで汚したことを思い出すと、恥ずかしさからクラスメイトの記憶を消したいという気持ちが膨らむ。
いや、自分の記憶まで全部消したい。

 「先生、すげー笑ってたな…」

 先生があまりにも笑うものだから、他の生徒も釣られて笑っていた。そのせいで恥ずかしさが倍増した。しばらくあの先生は嫌いかもしれない。
 良い先生なんだけどな、ノリがたまに怠い。

 次に、リビングに顔を出し、母に「ただいま」と声をかける。夕飯の準備をする手を一度止め、母から「おかえり、直人」といつも通りの反応が返ってくる。
リビングに漂う匂いから、夕飯は僕の好物だと判明した。
クリームシチューだ。
 僕はキッチンへ足を運び、冷蔵庫を開けてりんごジュースを取り出した。いつもはコップに必要量注いで、一口飲んでからそのまま部屋に持っていくが、手元にあるジュースの中身は残り少ない。
コップに注ごうか迷ったが、どうせからになるんだからと、ペットボトルのまま持っていくことにした。
入っている量は、普段飲むよりも多いが、たまには少し多く飲んでもいいだろう。ご褒美も必要だ。

 「またりんごジュース?」

続けて、「ほんとに好きね〜」と、母はくすくす笑う。

 「美味しいから」
 「残りそれだけ?明日買わないとね」

エプロンで手の水気を拭き取り、レンジの近くにある買い物メモに、“りんごジュース”が書き足される。

 「自分で買うのに」
 「ついでよ、私も買い物あるし」
 「…ありがとう」

照れ臭さを感じながら、感謝の言葉を伝えると、母は「どういたしまして」と軽く頭を下げる。それに倣い、僕も頭を下げ、その場を離れた。
 二階へ続く階段を駆け上がる。冷蔵庫から取り出されたりんごジュースは、早くも汗をかき始めていた。部屋のドアノブを肘で下に押し、右脚で軽く蹴る。

 「あ!やっと帰ってきた〜!君が今回の…はねか」

バタン。僕は勢いよくドアを閉めた。
その際、スクールバッグが左腕から擦り落ちる。
りんごジュースはそんなことお構いなしに、僕の腕の中で汗をかき続けていた。

 「なんだ…?」

 何故僕の部屋に人がいるんだ?しかも浮いていた。あり得ないだろ。しかも女子だ。尚更あり得ない。
ゲームの世界にでもいるのか?それとも漫画か?アニメか?

 でも、最後の方「羽川」って言いかけてたような?

いや、夢だな。
これは夢だ、僕は帰ってまたすぐに寝たんだ。きっとそう。次ドアを開けた時にはいつも通りだ。
 自分に言い聞かせ、もう一度ドアノブを下に押す。今度はゆっくり、そーっと忍び込むようにしてドアを開ける。

 「ちょっと!見た瞬間ドア閉めるとかありえない!」
 「あぁ…だめだ夢じゃない」

僕は半分程開けたドアを、静かに閉めようとした。

 「夢?なんのこと?って、もっかいドア閉めようとするなーっ!」

ドアの隙間越しに聞こえてくる声に、夢じゃないことを、現実だということを突きつけられている。それに、向こうにいる奴は、僕の言葉に反応している。僕が同じ空間にいる証拠になってしまった。
 こういうこともあるのかもしれない。
今回僕は初めてこの場に出会してしまっただけで、割とあることなのかもしれない。
数十秒の沈黙の末、僕が出した答え。

 「ないな」

ない。流石にあってほしくはない。
僕は、夢じゃないことを確認するために、自分の頬をつねった。どれだけ力を込めても、そのまま伸ばしてみても、痛い。
僕は覚悟を決め、恐る恐るドアを開けた。

 「もー!人の顔見てドア閉めるって何事なの!?」
 「ごめん」

咄嗟に謝罪の言葉が出る。
ただ、言葉が出てだけであり、僕自身謝る気があるかと言われれば、もちろんない。
僕が謝る理由はないのだから。
 僕は声の主を見るために、目線を上へ向ける。
その先には、僕のことを見て頬を膨らませている女子がいる。
黒いストレートのロング、白い肌、白いワンピース。年齢は見た目だけだと、多分僕と同じくらい。高校一年生か、その前後だろう。
ある程度、全体を見渡した後、もう一度顔を見てみる。
ドアを閉めた時は顔を見る余裕なんてなかったが、失礼だと自覚した上で、阿呆らしい顔をしていると思った。阿呆らしい顔のそれは、「全くもう…」とため息を吐くと、大袈裟に咳払いをした。

 「こほんっ!えー、あたしは死神の翼!よろしく」

 死神の翼?死神にも名前があるのか。
というか、よろしくと言われても、僕は死神にお世話になることなんかしていない。よろしくしたくない。そもそも、死神って本当にいるのか。
人の形をしているとは思ってもいなかった。

一体何が起こっている?
死神がなんで僕のところに来た?

僕は、死神にお世話になることなんてしたのか?
 必死に思考を巡らせたが、その場で立ち尽くすことしかできなかった。
唯一理解できたのは、りんごジュースが一番美味しく飲める冷たさではなくなっていることだった。

 「おーい、返事くらい返したらどうなの?」

翼は僕に向けて手を振りながら首を傾げて言った。
これは、よろしくと言われて素直に返せる程、簡単な思考で終わる問題じゃない。
僕は、本気でよろしくしたくない。
というか、翼はもう少し説明をしたらどうだ。死神なんて言われて、手を差し出されてよろしくなんて、できる訳ないだろ。

 「腕疲れてきた…」

そう言い、一度腕を下ろした。

そのまま諦めてくれ。

願ったのも束の間。再び差し出された手。
翼は「早く」と急かすように、僕に向けて突き出した。
でも、僕は手を握ることは無い。絶対だ。
第一死神なんて触れたら駄目だろ。
それこそ触れれば死への片道切符な印象が強い。
僕が読んだことのある作品は、死神に触れた瞬間主人公の友人が意識不明状態に陥るという場面があった。
だから僕は触れたくない。もし、小説通りのことが起きたらと思うと、恐ろしくて肩が震え上がる。
 三分程僕が触れないために試行錯誤していると、翼はようやく諦めたのか差し出していた手を下ろした。よく三分も耐えたものだ。

 「そんな反応になるのは分かってたけどね」
 「そんな反応にしかならないだろ」

 僕は状況を理解していない頭で、疑問と向き合う。まず、死神が本当にいること、姿が人間の形をしていること、そして何よりも…

 「死神ってこんな頭悪そうなんだな」

一番に思ったのはそれだった。もっと、かっこいい不気味なのをイメージしていたのに、こんなただの女子が“死神”と言うのだ。

 「…きみ、失礼すぎない?仮にもあたしは死神だよ?怖くないの?」
 「思ってたよりも怖くない。というか仮にもって自分で言うんだ?」

僕が想像していたのは、もっと不気味な死神だったから、人の形をして出てくると怖さは劣る。
僕の目には彼女が恐ろしいものには映らない。
 色々話しているうちに、僕は一つ、目の前の光景に対する疑問を覚えた。

 「ていうか、なんで人の部屋に勝手に入ってるんだよ」
 「なんでって、あたしは死神だよ?その役目を果たしにきただけなんだけど」

「何回言えば死神ってわかってくれる?」と言いたげに眉を寄せて呆れたように、翼は言葉を吐き捨てた。
 翼の異様さに気を取られて忘れていた。死神である翼が来たということは、僕は死ぬ。死神は死が近い者の元へやって来る。
つまり、僕もその一人。
悪戯と思いたい気持ちと、嘘は到底つけなさそうな翼の言葉。
翼の言葉は嘘なんかじゃない。第一、死神に嘘をつくことによるメリットなんてない。
事を理解すると途端に、恐怖が押し寄せてきた。
一体何で?
僕はどうして死んだ?
事故?それとも、自殺…?
人に恨みを勝った記憶はないが、無意識にやっていたとしたら?
 何であれ、僕は死ぬ。死神の役目なんて、それしかないじゃないか。

 「僕、死ぬのか」
 「死ぬかもしれないし、生きるかもしれない。きみは一択じゃないんだよ。」

死神から生きる選択肢を貰えるものなのか。
考える前に翼の言葉が飛んでくる。

 「それに!死神…あたしの役目がきみの思ってるものと違ったら?きみ、一つだって決めつけたでしょ」
 「死神の役目が一つじゃないことなんてあるのか?」

 僕は半信半疑だった。知っている死神は、容赦なく人の命を奪っていた。中には、寿命なんて関係なく、無作為に人の命を奪う死神の話だってあった。
翼だってそうじゃないのか?
優しい言葉で人を騙して、命を奪うような死神じゃないのか?

 「これはあたしたちの話なんだけど、死神にも種類ってのがあるんだよね」
 「種類?例えばどんな?」

翼はなんで言えば良いか思考を巡らせているようだ。
種類が多いのか、単純に難しい話なのか、ただ翼がそれを伝える語彙を持ち合わせていないだけなのか。
 ちなみに、僕的には三個目だと思う。

 「んっとねー、死神には、所属があるの。主に3種類に、かな」

ようやくまとまったのか、翼は話し始めた。
 死神には「寿命」「事故」「自殺」。
その、三種の命の所属に振り分けられるそう。翼はその中の三つ目に属しているらしい。
寿命も事故も、命の選択は例外を除くとないが、自殺の場合は違う。
自殺は、元々生きれる命が、唐突に終わるので、死神にも予測不可能な異例として残っているそう。
翼の所属する死神たちは、他の二つと一つ違うことがあり、この場合は、死神との契約を交わさないといけない。

 「あ!契約の話はまた後でするね」

「今でよくない?」と言う前に、翼は口を動かしていた。自ら命を絶つ場合は、“死ぬ一ヶ月前”に死神が来る。人によるが、それは命を絶つ時間を早めることもあったと言う。ある程度の説明を終えた後に、翼は言葉の一つ一つに力を込めて言った。

 「あたしは、救える命は救いたい。せっかく一ヶ月前から、時間を貰えるなら、できるだけやれることはやりたいの」

ハッキリと言って見せたものの、その後は「救えることの方が少ないんだけどね」と、小さく溢した。

 「そんなことしてたら疲れるだろ」

素直に思ったことだ。僕だったら、どっちの立場でもめんどくさい。救う側はあり得ないほどの精神を消費する、救われる側もそれ以上に消費して、結局は元の悩みに積み重なるような息苦しさを上乗せされる。

“相手は助けようとしてくれているのに、自分は何も返せない”
それが息苦しくて堪らない。

どうせ、救うと言い出した側だって、諦める奴は諦めるんだから、放っておいた方が楽に決まってる。翼は、それをまだ知らないから言えるんだ。笑ってられるんだ。

 「…絶対、疲れるだけだ、お互い」

 僕の言ったことに、翼は平気な顔をして、否定の言葉でも投げてくるだろうと思っていた。

 「うん、そうだね」

返ってきたのは、想像にない弱々しい声だった。僕は、翼がどんな顔をして言ったのか気になって、フローリングの板を見つめていた顔を上げた。
翼は笑っていたが、一瞬曇った表情を見せたのを僕は見てしまった。
もう一度笑った翼は言う。

 「疲れるよ」

僕は鼻で笑いながら返した。

 「だろうな」

沈黙が続き、僕は対話するのがめんどくさくなり、翼の言葉を聞き流した。
結局、死神の種類も、契約の意味も分からずに時間は過ぎた。
喋り続ける翼に飽き、そろそろベッドに身を放り投げたいと思うが、ベッドの側には翼がいる。
避けて欲しいと言うも、熱心に語り続ける翼の耳には入らなかった。
このままドアの前で立ち続けるのも嫌だ。そろそろ足が限界を迎えそうだ。というか、僕の部屋なのに拘束されているのが僕なのはおかしくないか?

 「翼、僕は寝たいんだけど」
 「ん…?若者が寝る時間じゃないぞ!外で走り回りな!」

こいつ…!ようやく耳を向けたと思えば、年寄りみたいなこと言いやがって。
怒りが押し寄せてきた僕は、強い口調で言う。

 「いいからそこ退いてくれない?」

翼は、「仕方ないなー」とあっさりベッドから離れた。
部屋の周りを軽く探索した後、勉強机の近くに留まることにしたらしい。
そこも使うから、部屋の外にいて欲しいくらいだが、そうしてしまえば、ドアの向こうから声が聞こえ続けるかもしれない。
左に部屋に居させて黙らせるか、右にドアの向こうで騒がれるかを天秤に掛けた結果、ゆらゆらと上下するが、結果は左へ傾いた。
僕が選択に迫られている間も、翼はしばらく部屋を見て周っていた。

 こうして歩き回る姿を見ていると、翼が人間ではないことに違和感を覚える。人間らしすぎる。

 そういえば、さっき握手を拒んだからわからなかったが、実体はあるのだろうか。実体があったとしたら、僕以外には見えないことなんて忘れそうだ。とても厄介になる。
ご飯はどうするのだろうか、人間生活とは違うのか?
同じだとして、そうなると僕が養う羽目になる?

…やっぱ、追い出そうかな。

 「レディーの体じろじろ見るとか…きみ…」

真剣に考えている間、僕は翼をじっと見てしまっていたらしい。そんな見ているつもりはなかったので、指摘されたことで焦ってしまう。

 「違う!別に見てたわけじゃない、見てたけど意味はない!」
 「見てたんじゃん!すけべ!」

体を見ていた理由を誤解されそうな僕はどうしたらいいのか。簡単だ。やましい事ではないというのを証明すればいいだけの話。
そもそも僕がそんな目で見ないことくらいわかれよ!

 「翼に実体があるのか気になって見てただけだ、何もやましい理由なんてないだろ?」
 「実体?」

大きく膨らませていた頬から空気が抜け、今度は目を大きくする。

 「そう、実体」

握手を求めてくるくらいなら、実体はあるのかもしれない。実体がなくとも触れたくはないが。
僕はすんなりと答えてくれると思っていた。
だが、翼は名案を思いついたと言わんばかりに、笑みを溢し、人を煽るように目を細めた。

 「気になるなら、触って確かめてみればいいじゃん」
 「は…?」

翼は、抵抗しない意思を体で表す。腕を横に伸ばし、ほら!と急かした。
いっそのことすけべのままであればよかったと、軽く後悔した。
しかし、僕は思いついてしまう。
翼に抵抗する一つの方法があるじゃないか。
翼に流されるわけにはいかない。僕はここで負けたくはない。

 「いや、触らなくても確かめる方法ならある」
 「なになに?」

興味深そうに僕を見つめる翼。
僕は、左手に握られたスクールバッグを、右手に持ち替え、翼目掛けて投げた。
突然のことに、抵抗出来ずにいる翼に向けてスクールバックが迫る。

 「びっっっくりした〜!!!」

目を大きく見開いて大声を出す翼に構うことはない。
僕は翼に実体はない事を確認した。スクールバッグは翼ではなく、壁に当たり落ちたのが証拠だ。

 「ちょ、ちょっと!急に物投げるとかっ、人の心持ち合わせてる!?」
 「触りたくないんだから、僕にとっては最善の行動」

そう、僕にとってはこれが最善な選択だった。ただそれだけだ。触れたかったわけじゃなくて、知りたかっただけなのだから。

 「確かにそう、かも…って。流されないからなー!」

一瞬納得しかけた翼は、負けずと勢いをつけて言い返すが、僕には響かない。

 「誰も流そうとはしてないだろ」

完全に翼が一方的に流されたのに。
文句を心の中で留める。
乾いた喉を潤すために、汗が乾きかけているペットボトルのキャップを開け、一気にりんごジュースを流し込んだ。
完全に美味しいとは言えない。生ぬるい。
せっかく贅沢な飲み方ができると思ったのに。

 「はぁ…」

毎日の楽しみを見知らぬ死神に奪われた僕は、あからさまに溜息を吐く。
翼はそれに何一つ反応を示さず、鼻歌を歌っていた。

 何時だろう。明るさ的にもう夕方頃か。

 スマホを開くと、時刻は既に午後五時。
僕は帰ってきてから、二時間も翼に振り回されていたのか。
半分は、翼が一方的にぺらぺらと何かしらを語っていた時間だろうけど。

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