異世界転生したら女になっていました!
第260話 帰りのお買い物
一人は白い神父服をだるそうに羽織り、【千里眼】の魔法を使って空中に映像を映している男――ルコサ。
もう一人は、黒髪を腰まで伸ばし、ミクラルではやや露出が多すぎる服を着た女――ルダ。
胸は並だが、全身が“誘惑”で構成されたような立ち居振る舞いだ。
交代の時間。ふたりは監視役を引き継いでいた。
「『女神』の影響、だろうね。アオイちゃん本人の行動は至って普通の人間だ。
少なくとも、君みたいに毎晩男を漁る変態じゃない」
「ふふ。望むなら、貴様にも抱かせてやろうか? その【神の加護】に、“夜伽の技”も含まれてるんじゃろ?」
「……冗談を。ババァに抱かれる趣味はないよ」
ゴチンッ。
頭を殴られて、ルコサが顔をしかめる。
ルダは笑顔で。
「何か言ったさね?」