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老人の戯言 民主主義の話 公明党連立離脱に関連して

 まず始めに自分の立場を明確にしておこう。
 僕は無党派であるが、リベラルであることは間違えない。従って自民党の中で混在する「保守」と「自由民主」の中ではリベラルを支持していることは間違えない。ただ自民党という「鵺」のような存在も特に支持していない。「保守」と「リベラル」が混在したのは1955年の保守合同という地殻変動で「与党となるためには何でもあり」の結果であり、そのまま70年間「与党であるために」鵺のまま生き延びてきたことを評価はしない。
 どこぞの新参政党の新参議員が「立憲民主党」は寄せ集めだから崩壊する、などと言ったらしいが日本の政党は(おそらく共産党と公明党を除いて)寄せ集めなのであって、そういうことを知らない人が議員になっているのは悲しい事実である。
 更に言えば僕は公明党を支持していない。公明党自体は自公政権においてリベラルよりの政策を掲げ、自民党に屡々釘をさしていたこともあり、その中には共感できるものもあったが、そもそも宗教団体を母体とした政党が(共産主義という一種の宗教を母体とした政党と共に)一定以上の勢力を持つことを望まない。
 そうした前提をおいた上で、僕が批判したいのは
「公明党がカネの問題で政権離脱をした(具体的には萩生田衆議院議員を幹事長代行としたこと)のではないかという推測に基づいて」
 それは「民主主義的でない」と批判する人間がいることである。正直言ってカネ問題で僕は萩生田議員自身を支持するものではないが、今回の批判は議員自身に対してではない。
 いったいこういう主張をする人たちは本当に民主主義と言う物をわかっているのだろうか?たしかに萩生田議員はカネの問題の後でも議員に当選した。当選したから禊ぎが済んで、潔白になった、それが八王子市民の「意見」だとしても、「そうでない」と考える人を尊重するのが民主主義である。本当に嫌なのは「民主主義」という言葉をそんな中途半端な奴らが使うことなのである。
 正しい言葉・正しい思想を誤って使っておいて正義面をするな、といいたい。そういうコメンテーター擬きには即刻退場して貰いたいものである。僕は本当に腹を立てている。

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