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秋定弦司
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「余白の声」
「誰にでもできる仕事」とは、果たして誰の視点で語られた言葉なのか。
本作『余白の声』は、障害者であり福祉職員であり、かつて警備員・劇団員として現場に立ってきた筆者が、自身の経験と怒りを、冷静かつ痛烈な皮肉と共に綴った〈証言の書〉である。舞台整理という「ささやかな依頼」をきっかけに、無償の善意は搾取へと変質し、やがて当事者は“便利な使い捨ての駒”として葬られていく。その姿は、まるで粛清されたエジョフのように――。
しかし本書の本質は、単なる告発や復讐ではない。底辺労働と呼ばれる現場の中にある「誇り」と「矜持」、そしてそれを平然と踏みにじる構造への批評である。
「簡単な仕事」はない。「感動」は剥き出しの差別心の包装紙に過ぎない。「虫ケラ以下」と見なされた人々が、この社会を支えている――。
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5日前
に更新
2025年10月1日 00:10
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作者のおすすめ順
#1
「余白の声」第11話「中立」という言葉が免罪符になるとき
/
秋定弦司
本稿は、「中立」とは何もしないことではなく、管理と判断を放棄しない姿勢であると説く。 どこにも属さず関与しない立場を保ちながらも、自らの名で呼ばれる領域や境界については明確に…
★0
現代ドラマ
完結済 1話
638文字
2025年12月28日 04:42
更新
中立とは、判断を手放さない姿勢です
秋定弦司
#2
「余白の声」第12話「音が止んだあとで」
/
秋定弦司
小さな貯金箱が、静かに戸口に置かれていた。 出来は粗末で、誰かに見せるためのものではなかった。ただ、音が鳴ること――それだけで、作り手は満足していた。 やがて貯金箱は少し整…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
991文字
2025年12月29日 13:48
更新
「音が止んでも、責任だけは消えません」
秋定弦司
#3
「余白の声」第13話「沈黙に至るまで」
/
秋定弦司
几帳面すぎるほどの記録癖を持つ語り手は、職務の一環として、日時と出来事を正確にメモし続けている。しかし、その姿勢を「取りすぎだ」と嘲る相手は、時計すら持たず、業務の管理をすべて…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
1,107文字
2025年12月29日 15:10
更新
怒りは書かない。ただ沈黙だけを記録する
秋定弦司
#4
「余白の声」第14話「聞いていた人の話」
/
秋定弦司
ある事情を抱えて職場に現れた「そのお方」は、かつて身を置いていた場所への怨嗟の声を、来る日も来る日も語り続けていました。 私は仕事として、その声に耳を傾けていました。否定も肯…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
836文字
2026年1月3日 06:04
更新
他人の怨嗟を聞き続けた、その記録
秋定弦司
#5
「余白の声」第15話「聞いていない」
/
秋定弦司
創作における「評価」や「承認」をめぐる言説に対し、静かな疑問を重ねながら切り込んでいく独白。 評価が存在しない状態とは何か、満足や完成の基準は誰が決めるのか、続ける理由を外側…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
1,076文字
2026年1月10日 00:47
更新
「評価より前に、手を動かしたのは誰だ」
秋定弦司
#6
「余白の声」第16話「測った距離」
/
秋定弦司
体調不良を口実に一歩距離を置いた語り手は、ある思想的な文章を読み、その構造と危うさを静かに見つめ直す。 前提を固定した言葉が、知らず知らずのうちに人を分け、集め、異論を遠ざけ…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
845文字
2026年1月10日 00:48
更新
「導かぬ言葉、測った距離の静かな軽蔑」
秋定弦司
#7
「余白の声」第17話「爆風でいい」
/
秋定弦司
流行や評価を基準に創作を測ることの危うさを、抽象的な比喩で描いた思索的テキスト。 即時の反応や単発の成功を追うほど、試行や生成は短絡化し、やがて止まってしまうと語る。 一方…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
735文字
2026年1月10日 00:48
更新
「爆風でいい。生成を止めるな」
秋定弦司
#8
「余白の声」第18話「『理解』という名の傲慢」
/
秋定弦司
本作は、「理解」という言葉が日常的に、いかに軽く、そして傲慢に使われているかを静かに、しかし鋭く問い直す一篇である。 「理解しました」「分かりました」という表現の違いに着目し…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
1,116文字
2026年1月10日 00:49
更新
「その『理解』という言葉に、本当に中身はありますか?」
秋定弦司
#9
「余白の声」第19話「停止(ただし断線せず)」
/
秋定弦司
長く続いた圧の末に訪れた、ある一日の「停止」。 呼吸は浅く、思考は細く、それでも断たれてはいない状態の中で、語り手は自らの現在地を静かに確認していく。 原因は分かっているが…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
624文字
2026年1月19日 19:14
更新
「壊れない選択は、止まることだった」
秋定弦司
#10
「余白の声」第20話「運転再開。ただし出発警戒」
/
秋定弦司
本作は、「止まってはいないが進めなかった時間」を見つめ直す記録である。前進や断絶といった明確な選択を避け、壊れないことを最優先に保たれてきた状態が、淡々と描かれていく。 感情…
★3
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
681文字
2026年1月19日 19:16
更新
「壊れずに止まらず、運転を手放さない記録」
秋定弦司
#11
「余白の声」第21話「停止条件の解除」
/
秋定弦司
本作は、「停止していた時計」が再び動き出す場面を起点に、時間や記録、そして変化の本質を静かに描き出す短編である。 針の動きは感情や意味と結びつくものではなく、何かを回復させた…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
664文字
2026年1月23日 16:43
更新
止まっていた事実だけが、残り続ける
秋定弦司
#12
「余白の声」第22話「条件の異なる場所で」
/
秋定弦司
時間がない、という言葉は、感覚として語られる。 だが実際には、それは感覚ではなく、配置の結果だ。 ある場所では、生活の隙間がそのまま思考の余地になる。 別の場所では、隙…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
663文字
2026年1月23日 16:55
更新
「頑張り」の前に、条件の話をしよう。
秋定弦司
#13
「余白の声」第23話「紙の厚み」
/
秋定弦司
創作において「人物の履歴書を書け」という助言は、実に分かりやすい。準備を積めば物語は安定する、と。だが物語が揺れ、人物の一言で均衡が崩れかけた夜、その厚みは本当に支えになるのだ…
★3
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
544文字
2026年2月21日 00:51
更新
創作論
小説の書き方
キャラクター論
Web小説
物語構造
設定
作家志望
思索
設定の厚みは強度を保証しない
秋定弦司
物語は時に反応で進みますね。小説を書いていると確かに実感します。
北野美奈子
#14
「余白の声」第24話「戻れる深さ」
/
秋定弦司
「辞める」「逃げる」「戦う」 全部、同じ重さに見えた夜がある。 何も決めなかった一日。 それでも壊れなかった。 沈まないための“深さ”を知る話。
★0
現代ドラマ
完結済 1話
960文字
2026年2月25日 21:45
更新
短編
メンタル
社会人
観測
自己対話
日常の違和感
沈黙
再浮上
異常なし。それは誰の基準だ
秋定弦司
#15
「余白の声」第25話「慰留依存型農家の末路 ―― 四度目の立て札 ――」
/
秋定弦司
四度目は、事故ではない。 「今季で終わります」 その立て札は、これで四度目だった。 一度目は心配された。 二度目は慰められた。 三度目は様子を見られた。 そして四度…
★0
現代ドラマ
完結済 1話
848文字
2026年2月27日 21:45
更新
慰留依存
狼少年構造
共犯
沈黙は判断
承認欲求
市場原理
信用崩壊
静かな恐怖
あなたは何度目まで許せますか
秋定弦司
#16
「余白の声」第26話「誰が言ったかより、何が語られたか」
/
秋定弦司
人というものは、実に奇妙なものでございます。 ほんの一言の言葉が、静かな場所の空気を変えてしまうことがあります。 ある作品に、ある感想が書かれた。 ただそれだけの出来…
★0
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
1,059文字
2026年3月9日 20:00
更新
創作論
感想
批評
SNS
創作界隈
言葉
人間観察
コミュニケーション
誰が言ったかより、何が語られたか
秋定弦司
#17
「余白の声」第28話「それは、再現可能でございますか」
/
秋定弦司
世間には、「うまくいく方法」があふれている。 手順は整い、語り口は明快で、読む者に安心を与えてくれる。 だが、その方法は――本当に繰り返せるのだろうか。 同じ条件で、…
★0
現代ドラマ
完結済 1話
1,371文字
2026年3月21日 21:12
更新
#創作論
#思考実験
#エッセイ風短編
#再現性
#批評
その方法は、本当に繰り返せますか。
秋定弦司
#18
「余白の声」第27話「魔術と呼ばれたものの正体」
/
秋定弦司
深夜。多くの人間の“日常”を支える現場は、しばしば「魔術」と呼ばれる。 だが、その言葉の裏で何が削られているのか――本作はそこに目を向ける。 鉄道の保安に関わる作業は、「…
★0
現代ドラマ
完結済 1話
1,318文字
2026年3月21日 20:30
更新
鉄道
現場
技術
安全
社会派
リアリティ
批評
シリアス
その手順は、削れない。削った瞬間、現実が牙を剥く。
秋定弦司
#19
「余白の声」第29話「名前は覚えているのに、声が思い出せない」
/
秋定弦司
名前は覚えている。 けれど、その人の声が思い出せない。 以前は、迷うことはなかったはずなのに、今はほんの少しだけ、立ち止まることが増えた。 遠くなったわけではない。 …
★0
現代ドラマ
完結済 1話
1,258文字
2026年4月2日 21:08
更新
人間関係
静かな物語
違和感
認知
距離
すれ違い
記憶
現代
遠くはない。ただ、少しだけ。
秋定弦司
#20
「余白の声」第30話「記録される側」
/
秋定弦司
整理された机の上。そこに置かれているのは、必要最小限のものだけ。動くことのないそれらは、ただそこに在り続ける。 しかし、その静けさは本当に「何も起きていない」と言い切れるの…
★0
現代ドラマ
完結済 1話
935文字
2026年4月2日 21:03
更新
観察
記録
静寂
対比
余白
選別
動かないことは、本当に何もしていないのか
秋定弦司
#21
「余白の声」第1巻「見なかったことにされた記録」
/
秋定弦司
その言葉は、本当に無害ですか。 何気ない一言。沈黙。無視。 それらはやがて、確実に何かを削り取る。 だが多くの場合、それは「なかったこと」にされる。 些細な出来事と…
★0
現代ドラマ
連載中 3話
4,198文字
2026年4月7日 21:12
更新
記録
言葉の暴力
心理描写
ダーク
社会問題
短編連作
その言葉、本当に無害ですか
秋定弦司