脳内プロットを文字おこし:
2人の若い男女が長いマンホールの中にいた→鉄製の梯子をカンカンカンと昇っていく→これいつになったら頂上まで行けるんだ?→分からないわ……私、疲れてきちゃった→下を見た女は驚愕する→ねぇ、見て!下から黒く濁った水が上がってきてるわ!→急げ!とにかく昇るんだ!→黒い水の上昇は止まらず、二人は一気に飲み込まれてしまう→二人はだいぶ下の方まで落ちてしまった→ハァハァ……大丈夫か?→えぇ、なんとか→二人は落下直前に梯子をつかんでいた→はるか上の方には小さな穴が見えるが距離はかなりある→あそこまで昇ったらここから脱出できるよね?→あぁ、たぶんな→確証はなかった。なぜなら、まだ二人は頂上まで昇れたことがないのだから→上の方からゴォォオオという恐ろしい音がして、下の方からまたしても黒い水が急激に上昇してきた→キャー!→うわ!ゴボゴボ……→ズズズ……「やっとコーラ全部飲めたわ。Lサイズをストローで飲むのは大変……」終
あとがき:
前作品に続き、シュールな世界観のものを書いてみようと思ったのが、今回のきっかけです。ドリンクをストローで飲むときに、ストローに残った液体がまた下がってカップの中に戻る現象から、脳内でプロットを考えて一気に書き上げました。
客観的にストロー内に人間(生物)がいると思うと、とても吸えませんが、ストーリーテラーを地文に割り当てるのは無謀だったので、2人の男女を極小にして詰め込みました。
どっちか黒い液体の中でちびってると思います 。
