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【碧血の墓標 裏話】遠くから祈るだけの友情

「生き残った仲間の居場所を知っていたが、会いには行かなかった」   
 今回、相馬が語ったその理由に、彼の人間性が詰まっています。

 賊軍の汚名を背負う自分と関われば、彼らの平穏を壊してしまう。
 だからこそ、遠くから無事を祈るだけで満足していた。
それは、孤独を選んだ男の、精一杯の優しさだったのだと思います。

 しかし今、彼はその禁を破り、再び仲間を巻き込む覚悟を決めました。
  守るための沈黙から、戦うための再会へ。 男たちの熱い絆を、これからも描いていきます。

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