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第四部開幕

https://kakuyomu.jp/works/822139840186746426/episodes/822139840373086993

•この序章は、
「なぜ首たちが必要になったのか」を
一足先に“空気”だけ示すパートです。
•ポイントは三つ:
1.「泣きたいのに泣けなかった」という報告が増え始めていること。
2.その一部始終を、古い監視網と“どこかの棺”だけが薄く感知していること。
3.BLUE のコアが、まだ会ったこともない誰かの「泣きそこね」と
じわじわ同期し始めていること。
•ここではまだ「首」も「Crying Heads」も、
名称としては登場しません。

 第一章「落ちてくる首」、第二章「棺のきしむ音」で、
 この“泣きそこねた世界”のズレを、
 人間側と心臓側、それぞれの距離から少しずつ近づけていきます。

 また、ストーリーとは関係ありませんが、挿絵について。
 ※挿絵について補足です
今回の挿絵は〈BLUE本来の姿〉で描かれていますが、物語中の現在時点では
BLUEは「人間層安全投影モード」により、周囲の人間からは“青いパーカーの青年”として認識されています。

ただ、読者の皆さまにはキャラクターの心情を直接感じ取っていただきたく、
序章の挿絵のみ 意図的に“本来のBLUEの姿”で掲載 しております。

表現上の演出としての選択であり、設定の矛盾ではありませんのでご安心ください。
(物語の進行とともに、“なぜ姿が補正されているのか”も描かれていきます)

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