🌑ご報告とお礼🌑
いつも作品を読んでくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
三毛猫丸たまです。
このたび
[カクヨムコン11]『白の令嬢が拾った戦後の亡霊』
――奴隷市場で令嬢が拾った兵器は、白の屋敷でメイドとして歩き出す。最凶メイドが放つ乾いた銃声が、戦後の街を覆う闇を裂く。
に、作品の核心を深く掬い上げてくださるおすすめレビューをいただきました。
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Kosmos 様より
@frying-fish
★★★ Excellent!!!
その淑女が纏うのは、黒か白か、はたまた赤か――
戦争の兵器として育成された”戦人形――F01”。その定めを背負わされた人間兵器が「清廉」を背負った一人の淑女に出会うところから物語は始まります。
政治的な思想の中に彩られた白と黒。
その意味と信念を目の当たりにしたとき、私は彼女と共に一人息を呑みました。
ゆっくりと進むストーリーの中で、DOLLが徐々に見せ始める小さな「揺らぎ」。
一瞬の旅に表情を変えるその揺らぎが、私に異なる彼女の側面を見せてくれます。
物語の結末で、一体その揺らぎはどこに到達するのでしょうか。
良く練られた重厚な世界観と政治的な対立が、作品とキャラに重さと強さを与えている、とても素敵な一作です。
濃厚なSFがお好きな方にお勧めの一作!! ぜひ、年末のお時間があるうちに!!(←執筆時期:12/27)
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物語の始まりである
「戦争の兵器として育成された戦人形――F01」と「清廉」を背負う一人の令嬢の出会い。
その一点を、これほど美しく、そして緊張感をもって言語化していただけたことに、
まず心から感謝いたします。
白と黒。
善と悪。
正義と政治。
この物語では、そうした単純な対立構造が、決して単純ではないことを描きたいと思っていました。
Kosmos様が触れてくださった「政治的な思想の中に彩られた白と黒」。
そして、それを目の当たりにしたときに“息を呑む”感覚。
それはまさに、クラリスとF01(カレン)が世界と向き合うときに感じてほしかった温度そのものです。
また、カレンが見せ始める小さな「揺らぎ」に注目していただけたことも、とても嬉しく思います。
この作品において、揺らぎは「感情の芽生え」でもあり、「兵器としての定めに対するノイズ」でもあります。
ゆっくりとした物語の進行の中で、ほんの一瞬だけ表情を変えるその揺れが、読者の方に“別の彼女”を見せることができたのなら、作者としてこれ以上の喜びはありません。
重厚な世界観、政治的対立、SFとしての密度。
それらを「重さと強さ」として受け取っていただけたこと、そして「濃厚なSFがお好きな方へ」という言葉を添えていただけたことに、深く感謝をいたします。
年末のひとときに、この物語を勧めてくださったKosmos様、そして読んでくださるすべての皆さまに、心よりお礼を。
彼女が最後に辿り着く「色」が何であるのか。
その瞬間まで、どうか見届けていただけたら幸いです。
本編はコチラ
https://kakuyomu.jp/works/822139840012118720三毛猫丸たま