「鳥 童話」を含む小説

湖畔から覗く優しい月明かり 小さな小屋の暖炉のほのおが揺れる 鳥や動物の静かな寝息、精霊や自然 子守唄の様に 木々から差し込む朝日 夜空の静かな灯り セロと鍵盤の響きが 雨…

冬の夜空で星を磨く小さな職人・ルカは、人間の涙を光に変える不思議な存在。 けれどある日、少女ミナの涙を受け止めすぎて、自分の“きらきら”を失ってしまう。 光をなくしたルカは影の鳥…

半透明の猫を踏んだ。 俺は『語り部』だという謎の男二人に囲まれ、鳥籠に閉じ込められて、そして 何故か頭に猫耳が生えた。 童話や 昔語りが歪んで怪異に変質するという世界で、 完全に…

幸せを届けたいベーカリー「青い鳥亭」を営むチルチルとミチル。そこにやって来るのは様々な童話をモチーフにした個性豊かなお客達！？ 他にも兄妹をライバル視しているヘンゼルとグレーテル…

窓辺に遊びに来るセキレイが、咲子の部屋の特別な特徴をお喋りする。セキレイが言うには、咲子の部屋は過ぎ去った季節の一部が最後に安らぎを求めてやってくる場所だという。窓から、ドアの隙…

卵の大きさ、ヒナの歩き方、羽ばたきの違い── 現実の“鳥の違い”に着目して、名作童話をリアルに描き直しました。 童話と豆知識が織りなす、ちょっぴり笑えて、じんわり温かい新解釈スト…

うみべひろたさま主催の「第三回水平線短編大賞」に応募した作品です。 準備された四枚のイラストのなかから一作を選び、そこからイメージを膨らませて話を作りましょうという企画です。 …

群れから外れた一機のドローンが、ある時、ひと気のない町に佇む人型サポートロボットに出会って…。 柴田恭太朗さんの自主企画【三題噺 #96】「初歩」「観測」「末裔」のお題を拝借し…

むかしむかし、遠い森の奥に、翼が折れて飛べなくなった小さな鳥のチュンチュンが住んでいました。チュンチュンは美しい声で歌うことができましたが、空を飛べないことをいつも悲しんでいまし…

主人公は鳥。「コウノトリ」。メス。 名前は無く、空でしか生きられないことと、空を飛ぶことで自由と居場所を感じていた。 ある日、彼女は自由に空を飛んでいたら、人間の銃で撃たれてしま…

この小説は美術のコンクールで提出した絵画を文章にしたものです。作品に込めた思いや物語を、小説でより鮮明に書いてみました。

https://kakuyomu.jp/info/entry/9thanniv_KAC20253 KAC2025 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025～のお…

※使用について やさしい童話です。 朗読台本などにどうぞ。 使用の際は【よるん、】の名前明示（表記or口頭どちらでも）をお願いします。

絵を描くことが好きだった青年はある日老婆を助けたことで、魔法のガラスペンといくら使っても減らないインクを手に入れる。永遠に絵を描き続けられるようになったことにはじめは喜びを感じて…

オイシゲ森では、一年に一度鳥のひなのためのお祭りがあります。 いつも十分なごはんをもらえないヤマガラのピイ六は、このお祭りを楽しみにしていましたが――。 【KAC20251】参加…

夏の太平洋で大きなお母さん雲が、双子の雨粒つぶりんとぽとりんを含む粒粒たちを乗せて漂います。お母さん雲が居眠り中、南風に流され陸地や山へと運ばれ、赤石山脈に衝突。粒粒たちは水滴に…

巨大な鳥が就活にむかったのは天を突く塔。

誤って海に落ちてしまった青い鳥――カワセミのリタ。 彼女を助けてくれたのは、海の底に棲む、恐ろしい姿をした深海魚でした。 2022.5.12／魔法のiらんど 公開 （初出：20…

　桜の木の葉は、その枝の上で鳥や虫から周りの世界について、教えてもらっていました。 　秋のある日、葉っぱ君は、最初で最後の冒険に旅立ちました。 　絵本風の童話です。