「短編だけど続編は…」を含む小説

自由都市国家リンドベルを舞台に、 新米冒険者カイリ、料理人ダン、商人マリエッタの三人視点で描く、チートなしの日常系群像劇。 巨大な木の根元で『生きる』人々の繋がり、料理やコーヒー…

「死に損なった僕に君がくれたもの」 続編、二代目主人公宮下颯汰(みやした・そうた)の現在の様子！ ちょっとした短編を書きました。 カフェの店主は完全に颯汰に継承されたが「Ｓ＆Ａ」…

誰もいないはずの部屋で、声が記録されていく。 意味のない言葉も、沈黙も、息の間も。 語り手不明のまま進む、静かで不穏な記録の物語。最後に残るのは、「静かに、聴いている」という…

紅に染まる街路樹の下、手をつなぐ二人。 春に芽吹いた想いは、夏の微睡を越え、秋の風に揺れて確かさを増す。 冷たく澄んだ空気の中で、落ち葉の香りと温もりが心を満たす。 小さな灯の…

映画のように幕を下ろした物語。 その裏に、まだ救われない声が残っている。 何度も入れ替わり、何度でも助けようとした“霧の向こう”の記憶―― 次のエンディングで語られるのは、笑顔…

赤い果肉で酸っぱい奴が帰って来た。 ☆コメディです★ 前回の話はこちら 「ウメボシ」 https://kakuyomu.jp/works/1681879243576884823…

　とある地方領主の一人息子であるベルディオは引っ込み思案な性格の8歳の男の子。 　幼馴染のメイド見習いや信頼の置ける執事長にメイド長、そして愛情表現が凄すぎる父上に囲まれてすく…

水曜日の午後だけ顔を見せる青年・凪澤と、古書店で静かに働く少女・葉月。 『春の檻』で芽吹いた想いは、夏の陽に照らされて、ゆっくりと色づいてゆく。 浴衣、射的、花火、風鈴の音。…

※このお話はフィクションです。東京ヤクルトスワローズとは一切関係がありません。 　弱小球団"神浜セインツ"は、3年連続最下位。主力選手の相次ぐ故障、補強予算の凍結、そして何より…

友達から彼女の食の好みについて相談をされたのだが、なんだか様子がおかしい

「お題で執筆!! 短編創作フェス」お題「薔薇色」参加作品です。 「ひつじとライオン」の続編、前作を読んでなくても読めますが、 下記と本文のリンクから、前作を読んでいただくとより、…

　私たちはマンガ家コンビである。正月に私は、相方の帰省先へ同行していた…… 「帰る」というお題で書いています。自作の「六月の読切（よみきり）」、「九月のネーム」に出てきた二人の話…

あったかもしれないしなかったかもしれない。 そのひとつの可能性がここにあっただけだった。

ここに繋ぎ止めるのはあなたとあなたの提示する契約だけ。 だから対等に接するしかなく、私はあなたを避けたりなどはできない。

常に変わり続けてしまう虹の濁流のような日々の中、落ち葉につけた足跡が風に吹かれて無くならないよう蹲って風を遮っている。

「閉ざされた空に闇をみる」に登場するアンドロイド、ローザの物語。クローン化実験に隠された真相と、ローザの苦悩。そしてアンドロイドの彼女に変化をもたらした少年との軌跡。

　ある日の夜9時頃。最近やたら俺に懐いている後輩、夏木駒瑠（なつきこまる）がほろ酔い状態で俺の部屋に「泊めて」と尋ねてきた。帰らせようとしたり、送って行こうとするのだが。 「―…

蒼月書店の奇々怪々シリーズ第四弾！ 様々な不思議な本を取り扱う蒼月書店に、今回は写真を趣味とする男性主人公が訪れます。 店内で、とある写真集を探す店主・翠（すい）。その探し物を見…

一区切りと一休み。 さまざまな不可思議に襲われた後の羽休めは雨に打たれるばかり。

遠く離れた王都の学園生活に不安を覚えるリリー。せめて可愛い杖を持って行こうと考えるが、うまくいかない。そこに幼馴染の少年アンディが訪ねてきて……