「玻璃」を含む小説

☆【12月25日にMF文庫Jより発売】☆ （旧題／スクールカーストに無関心な僕が、いつの間にか五つ星ギャルたちを沼らせている件） スクールカーストに無関心な主人公・基月憩（きづ…

竜帝の娘、玻璃竜ナデシコは竜になれない「美しいだけの娘」と幼い頃から蔑まれていた。人間に師事して魔術師の最高位に達しようと、同族に認められることはなく、勝ち気ながらに父の本心を恐…

人間と怪人の二種類がいる世界。ゲイの少年・玻璃彦は出会いが無さすぎて神社に良縁を神頼みする。ところが、帰り道で怪人に拉致されてしまった！

　古道具屋を舞台に、付喪神に探偵役を押しつけられた主人公が、次々と奇妙な出来事に巻き込まれていく。 　賑やかな掛け合いとともに描かれるのは、物と人とが紡いできた時間の記憶。 　笑…

戦争だけが残った。遥か未来、終わりなき宇宙戦争の群像劇。 理性の祈りと、感情の歌。 異なる二つの文明――タウとエルダーは、互いを理解しようと光を放つ。 だが、その通信は言葉では…

　いつもの様に何の変化もなく、高校生活最後の年だというのに『彼女』ができる気配すらない主人公の河合相馬。 　そんな相馬にちょっとした変化が訪れる。 　知り合いが怪我をしたと連…

みずみずしい思春期の憂鬱に、銀色の花たちは、玻璃の感性によって狂い咲く 春待睡蓮に、一通の手紙が届く。 「ジャスミンの紅茶の香水です」 とても不審な手紙。 睡蓮はすぐに、そ…

誰にも自慢できるものが無い主人公の河合相馬。 　ある時、帰り道で声を掛けて来た女子生徒の後についていくと、体に衝撃を受け意識を飛ばしてしまう。 　気が付いた時には体を縛られ声…

君の声は、もう届かない。けれど、あのヒトデと戯れた夏の旋律だけが、波音にまぎれて今も残っている。七里ヶ浜で紡がれた、ふたりだけの愛の記憶。

玻璃野市の象徴、聖セレスティア教会。 年に一度の祭礼「零時の花嫁」の夜、結婚式を挙げていた花嫁・雪村澪が、祭壇にたどり着く直前で忽然と姿を消した。 残されたのは白百合の花束と、意…

その軍は死者を悼み、家族のもとへ還すためにある。 天に瑠璃、間に翠、地に蒼玻璃。それが景勝地スリファンである。 旅人が癒されてゆく大地の下には、弔いの部隊が存在する。…

プロジェクト呉剛の根幹は、月のレゴリスから効率的にヘリウム3を収集する人工珪素植物の存在です。この人工珪素植物の発明により、人類は月に大量に存在する資源を活用することができるので…

記憶を忘れた探偵・カガミが目覚めたのは、住人が消えてしまった「玻璃（ハリ）の街」の残っていた。 どうもは古びたライターと「硝子探偵事務所」のバッジのみ。 「あなたはこの街の最後…

美への執着が織りなす、現代の密やかな耽美譚。

綿津見神宮に近づくな——悲しい伝説が残る神社で出会った少年はりんにそう警告した。 母を病気で亡くしたりんは、父とともに両親の故郷北海道に引っ越してくる。 真夏のきらきらとした季…

美しいアンドロイドだけが暮らす楽園「エデン・ノクターン」。そこは時間と空間の制約を超えた完璧な調和の世界。しかし、その静寂を揺るがす存在として、夢を司るインキュバス・ノクスと誘惑…

短歌連作10首です。よろしくお願いします。

　裁判官を目指していた玻璃鏡子は「余の妻になれ」といきなり男に迫られる。よくよく話を聞いてみるとこの男は閻魔大王。そして鏡子のいた場所は地獄だった。 　閻魔大王は最近の人間が罪を…