「狸と狐」を含む小説

とある山の中、少年シュンは朝に外を出ると近くで倒れている少女に気が付き、起こすと朝風カヤと名乗った。 少年はシュンと名乗り、カヤが何者かと尋ねると、ニホンというこの世界とは違う場…

〜おじいちゃんのおにぎりは愛情たっぷりです〜 『あらすじ』母親は幼い時に亡くなり、父親と慎ましく生きていた兄妹の雪春、美空、彩花の三人。ある日、父親が失踪して、三人は母親方のおじ…

黄泉の国へ行く一歩手前に位置する街、守霊街。 そこでは今日も今日とで様々霊たちが忙しなく動き回っている。 もし君がこの世界に迷い込んでしまったのならば「狐狗狸先生」の元を訪ねてみ…

　山井直（あたる）は、法事のために東京から遠く離れた六科(むじな)島に向かったついでに、家出中に行方を眩ました友人を探すことに。そこに住む従弟の健（たつる）と初対面を果たした後、…

時は江戸中期。伏見稲荷大社に仕える狐・銀之丞は、真面目で一途な神使……のはずが、 妖力最強・熊野の狸と出会った瞬間、人生が回り始める！ 神（上司）の無茶ぶりで押し付けられたのは、…

かつて、哺乳類たちが幸せに暮らしていた大陸は、突如現れた飛行爬虫類たちによって、そのほとんどを、占領されてしまった。 山脈や洞窟の奥深くに追い詰められた哺乳類たちは、絶滅を目前に…

こことは異なる世界から現世に訪れた狐の男子高校生・円月エミ。 誰ともつるむこと無くひっそりと高校生活を送ってきた彼のもとに、突如あらわれた転校生・里野もけが襲いかかる。 執拗…

そこには、仲の良い狐とタヌキがいたとかいなかったとか。

「汝の願い、我が叶えよう」 宮に住まう少女は今日もその言葉を口にする。

下川コトハは百人一首が好きな中学一年生の女の子。そして、人に紛れて暮らす妖怪狸。 誰にもバレることなく過ごせていたのに、突如現れた不思議な少女に正体を見破られてしまう。 驚きなが…

狐と狸が化かし合ったその先は……？

とある山の中に、垂れ目フェチをこじらせた狸が住んでいた。 ある時彼は、うっかり顔だけしか見ていなかったせいで、垂れ目のマッチョくんを化け物世界側に誘い込んでしまう。 「思って…

丸めがね越しにこちらを見つめる目から眩しいほどの輝きが放たれていた。

童話のようなタッチの、夏の香りがするお話を書きました。

『カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト児童向けファンタジー小説（異世界転移）』に応募した作品のため、ステータスは『完結済』となっていますが、公開されているのは第一章のみとなっ…

タヌキのタヌキューは、ある朝起きたら、しっぽが９つになっていた。しっぽのせいでいじめられて、たぬきがくれの里から追放されて、国境を歩いていたタヌキューは、たぬきがくれの里と戦争中…

2021年の「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテストに応募したものを加筆修正しました。

吾輩はミケである。名前をもらった。吾輩は土御門神社の森で暮らしているが、最近たぬきどもがよく遊びに来るのである。 ミケは大きなジャコウネコで、『宵闇の口』で土御門鷹一郎と山菱哲佐…

ステキブンゲイ（二次選考通過作品） 加筆修正しての投稿。 御弥山。それは許可がなければ立ち入ってはいけない場所。神隠しが起こるなんて話もある。 神々のいるいにしえの日本に似た世…

残業帰りの女性会社員は、夜桜を見ようと公園に立ち寄る。 花見団子を食べようとすると、何かが近づいてきて……？ ※作者の地元にある公園を舞台モデルにしております。