途中まで読ませていただきました。島で友人が失踪したことから始まる不穏な導入は怪談やミステリーなストーリーを想像しましたが、読み進めてみると人語を話す二匹の可愛い化け狸が登場していい意味の驚き。現代ものの和風のファンタジー要素も面白いですね。主人公たち二人にとっては恐ろしい怪異と戦わさせられるのは恐ろしいでしょうなあ。狸のコミカルさと主人公の絶望感のギャップが独特な魅力を生み出していますね。
序盤は失踪した友人を探すために島へ向かうというミステリアスな導入ですが、読み進めるほど物語の中心にあるのは、誰かと一緒なら怖くないという部分なのだと感じました。直と健が怪異の前に進むことをためらいながら、それでも互いの想いを知って踏み出す場面が印象的です。化狸たちとの関係が単なる契約ではなく、互いを信じる絆になっていくのが良いです。少年たちと化狸の冒険が、この先どう続くのか楽しみです。【レビューコンテスト応募】
怪異と戦う導入が鮮明に作られていて、冒頭からとてもワクワクできる作品です。基本は日常パートが中心ですが、そこから怪異への切替がとても上手いので、読みやすさもあります。面白かったです!
独特の空気感と流れの中で、登場人物たちが織りなすやり取りは、最後まで一定の緊張感を保っていました。細部に宿る描写の積み重ねが、作品全体を不思議な余韻で包んでいます。
島で出会った化け狸2匹与えられた力で魔と戦う。不思議で独特な世界観にハマる人が多いと思います!