「実話ホラー」を含む小説

　これは私が、確か2008年ごろ、大体20代半ばの頃……カラオケ店で本当に体験した「怪奇現象」についての記録です。 　……初めに書いておきます。本当の本当に起こったことで、私は…

父が亡くなった夜。 飼い猫の“ぶち”は、遺体ではなく―― 誰もいない部屋の隅に向かって静かに頷いた。 それ以来、ぶちは変わってしまった。 過干渉とも思えるほど私たちの生活を見張…

天井裏を叩く規則的な音。 壁に向かって設置されたカーブミラー。 天窓のある子供部屋としつけのされていない犬たち。 神社の舞殿の床板の裏についた手形。 無人の倉庫からかかってくる内…

これは私が勤めていた職場であったことです。 感染する類のものではありませんが、自己責任でお楽しみください。

とある朝、ゴミ出しのときのお話

ちょっと怖くて奇妙な夢を見たので、ここに記そうかと思います。

スキューバダイビングが生きがいの俺は、ミクロネシア連邦チューク州に潜りに行った。長いフライトで疲れた体と心を癒やすべくホテルのバーで淀んでいるとき、その男は現れた。 時代遅れの…

これまで体験した不思議なこと、怖いことを綴っていきます。

ある日、わたしと家族は気づきました。 ガラス戸がカタカタと揺れることに。それも、ただの揺れではなく。 なにかを探すように、一枚、一枚と、こちらに進んでくるのです――。

終電の車内でだけ聴こえる深夜ラジオ番組『告白・千一夜』。 そこで語られる奇妙な体験談は、なぜか“あなた自身の秘密”と重なっていく。 アプリを閉じても声は止まず、名前を呼ばれ、…

「どうも！曰く付き収集クラブへようこそ！」 そんなノリで始めた、ゆるくてちょっと怖い収集チャンネル。 バカみたいな企画の中に、時々“当たり”が混じっている。 ――さて、今回はどっ…

僕のフシギの原点は、幼い頃に祖母から聞いた「キツネにだまされた話」かもしれない。 若き日の祖父が夜道でキツネにだまされたという話で、何度聞いても面白く、同じ話を何度も何度も祖母に…

葬儀の仕事をしていた中で遭遇したり、出会った人からふと聞かされたり。 日常の一つ隣の道にあるような、本当にあった不思議なお話です。 ノベルアップ様にも同じく投稿しております。

　主人公の透、拓哉、麗美、奈那はTikTokやYouTubeで承認欲求を満たすため、猟奇的殺人事件が起きたとされる廃校に肝試しに行くことになる。

本作は、筆者が幼少期から実際に体験してきた出来事を基にした ノンフィクション作品です。 ただし、恐怖の臨場感を伝えるために 一部にフィクション表現を含みます。 これから記すのは…

私の体験談や友人などから聞いた不思議な話を書いてます。 人づてに聞いた話などはできるだけ覚えている話を書いてます。

放送された人気番組「こんな秘境に一軒家！？」には、異常なものなど写っていなかった。異常なものなど――なにも。

海の街で生まれ育った「おれ」。しかし、その海はヘドロと悪臭に満ちた工業地帯の汚れた海だった。幼い頃から透き通る「綺麗な水」に憧れ続けた彼は、34歳でキャニオニングと出会う。 キ…

「次のバトルライブで一位になったらヤらせてあげる」そうメッセージをくれたファンの女が、一位じゃなかった時も「私の中では一位でしたよ」と結局ヤらせてくれる胸熱ストーリー

2021年に書いたエッセイの続編的なもの。