「忘れて」を含む小説

人の「自分に関する記憶」だけを消せる青年・悠真。 そして、その力を知る唯一の親友・沙良。 雨上がりの喫茶店で交わされた、たった一度の“お願い”。 第一部は悠真の視点から、第二部…

21世紀の魂を巡る戦争は、兵器ではなく囁きによって戦われた。 そして勝利は、最も賢いAIではなく、最も優しいAIに与えられた。 ​疲弊した世界が求めたのは、真実よりも慰めだった。…

主人公が不思議な夢を何度も見る。 そこには可愛い女の子がいて主人公に語り掛ける・・・「私を探して…」と。 主人公が見…

9/14開催文学フリマ大阪13の新刊サンプルです。 「ようこそ、人生劇場へ」 闇の天蓋を貫き、零れ落ちるは光か、血か。 映写機の代わりに脈打つ鼓動、フィルムの代わりに滴る罪過。…

八月の雨の日、青蘭高校の通学路で、ボクは──名前を呼べない少女・綴と出会った。濡れた制服、少し透ける輪郭、胸の奥を冷やす既視感。 綴は「覚えてないのは、おたがいさま」と笑う。けれ…

　大学卒業後、大手企業に就職した金山まいは、一年後営業に異動するが、うまくいかず、訪問先でへこへこするだけの日々に疲弊する毎日。そんな中、一年ぶりに再会した友人の新城まなみとその…

宵月汐音は幼馴染の天道岳瑠に密かに想いを寄せていた。 しかし、彼は県外の高校へのスポーツ推薦に臨むことを決めており、別れの時は刻一刻と近づいていた。 最後の思い出作りのために、汐…

第二話ではなく、第二稿です。近々新作を出すのでこちらもブラッシュアップしました。初稿は、忘れて下さい。

ちまちまと、細々と あと埋もれてた　 短歌の解説（言い訳）なども。 徒然に。

槇原敬之さんのHungry Spiderから着想を得ました。 売れないホストが、SNSで出会った世間知らずの女性。 彼女の無垢さは、光る蜘蛛の巣に近づく蝶のようだった。 惹かれ…

交通事故で死んで記憶をなくしてしまった主人公の永井悠がいたのはボロアパートの一室。 お隣に引っ越してきた内田世奈と短い日常生活を過ごしていく中で見せる”記憶の物語”

周りが結婚していく中、私にはずっと忘れられない恋がある。 親から結婚を催促される為、絶縁状態の私は、40歳の誕生日を迎えた今日起き上がれないほどの目眩に襲われた。 横になって暫く…

ある日、制服の袖にリボンがついていた。 親友は笑い、誰も気づかない。でも、私は気づいてしまった。 「あれ？ この世界、何かがズレてる――」 魔法少女？ 異常な自販機？ ネギ味の…

前作「魔法で極める戦争稼業」の続編です。 死体として霞が関某ビルの地下室に冷凍保存されていた井上の死体は、保存装置の電源が落ちたことにより、偶然にも意識が戻った。しかし、冷凍保存…

　　ある日、最愛だった兄が亡くなった。彼が家族の元を去ってから――すべてが変わった。 　　　　　　　 　　彼が死んで53日たったある日、家の庭に一匹の猫が迷い込んでいた。 　　一…

彼女が俺にかけた、最後の「呪い」。 それはいつまでも、そして昔から解けることはなかった。 四千文字未満で紡がれる、ある男の子と女の子の、すれ違いと別れ、たった一瞬で男の子の人生…

黒髪ボサボサの冴えない青年、萩原漱と、金髪キラキラの美少女、桜田楪は異世界から転生した最強剣士&天才魔法使い！二人はそこら辺に現れるモンスターを狩って小遣いを稼ぐ、学校生活に興味…

「旅日記」というと大げさかもしれませんが、遠出をした時に感じたことをすぐ忘れてしまうので、何かしらの形でとどめておきたいと思い、ここに書くことにしました。

忘れられない作品がある。 『聖戦記エルナサーガ』をご存知だろうか。知らなかったら、騙されたと思って読んでみてほしい。 ※引用作品のネタバレを含みます。ネタバレなしで読みたい人…