「「わたし」」を含む小説

半年くらい前から、わたしは毎朝音楽室に通ってる。聴こえてくるのは彼の奏でるピアノ。一度は音楽から離れたわたしに、またその世界に触れたいと思わせてくれた音。 こんなに音に心奪われた…

ずっと前からある男の子のことをわたしは見てた。大好きだった。 でも、それは途中で終わってしまった。もう君とも話せない。 だけどわたしは想い続ける。君のことが大好きだから、誰と幸せ…

不死身の少女のお話です。 ☆や♡、ブクマありがとうございます🌌✨

大峯千日回峰行──それは、欲も迷いも捨て、山を千日間歩き続ける“死の修行”。 この極限の苦行を達成した男、**賢山道真（けんざん・どうしん）**は、108歳で天寿を全うした。 …

父から呼び出された。 ああ、いや。父、と呼ぶと憎しみの籠る眼差しで、「彼女の命を奪ったお前に父などと呼ばれる謂われは無い。穢らわしい」と言われるので、わたしは彼のことを『侯爵様…

　マルグリットは甘やかされて育った妹に、幼いころからありとあらゆるものを奪われて育った。 　そんな妹の口癖は「お姉さまのお下がりは嫌」である。 　でも、その宝石もドレスも婚約者…

少し前に生活環境が変わって、以前より時間に余裕のある毎日を送る中で感じたことを残しました。 「とらわれないこと」の大切さが、最近になってわかり始めた気がします。

夏が、来ちゃう。

タ～ラララ～タ～ララ～ タラララ～タララララ～ラ～

これは、とある心霊番組の内容をオカルトライターのわたしが独自で収集し調べた内容です。

ひとは誰しも… それぞれの場所で、生活をしている……。 たとえ、それが…その場所での暮らしを… 自分が望んでいなかったとしても……。 そんな中、 ある家の中で育てられていた、 観…

「地元に名無しの墓があったろ。あそこで気味の悪いことが起きてんだよ」 同級生だった友人の連絡を受けて、オカルトライターの主人公はかつて自分が住んでいた地へ向かう。

忍びの末裔で、現在は護衛を家業とする家に生まれたわたし・望月詩乃は 私立大御門学園中等部一年の南条蒼真の護衛をはじめて任されることになったの。 最初は、大企業の御曹司だからだと…

人口1%の人たちに焦点を当てたフィクション小説。 地方テレビ局で働く萩原光は、局の運命をかけたプロジェクトに参加する。それは、人気小説家｢須藤ハル｣脚本の恋愛ドラマであった。この…

佐倉美月は、過去の傷と自己否定感に縛られたイラストレーター。母の冷たい言葉と失恋の痛みを抱え、愛される価値を見出せずにいた。そんな彼女が、湖畔の町で出会ったのは、写真家の高瀬悠真…

【保桜さやか作品のお品書き】 はじめまして、保桜（ぼおう）さやかです。 はじめましての方は、いらっしゃいませ。 ここは、わたしの作品のお品書きです。 どの作品を読もうか迷っ…

　異世界で世界を救った悪役令嬢アラストールと異世界勇者ライカ。 　二人は自らを生贄に世界を救ったのち、日本へと転移していた。 　日本での生活にすっかり慣れたある日、青年のこと…

お題である【 田植 】は、キラキラとした宝石みたいな太陽の記憶です。 わたしは内気な子どもだったけど、自然が大好きでした。今も大好きです。