「見ない」を含む小説

徒然なるままに、あるいは、春はあけぼの、な、エッセイとなるのか、とある日常。週一更新予定。 日常生活あるある……と、うなずいてもらえるか否か――どうなんだろう、と後から思っては…

ティシェは灯竜グローシャと、影竜の子竜カロンと共に旅をする少女。 宛もない旅をする一人と二頭だけれども、ティシェには探しものがあった。星願の竜、と人々は呼ぶ。星をまとい、願いを叶…

秋の雨が石畳を叩く夕暮れ。路地裏でひっそりと営まれる『レン修復工房』の扉を叩く音がした。 扉の向こうから現れたのは、質素な外套の下に鮮やかな金髪と碧眼を隠した女性。名前はアリア…

【ファンタジーのスプラッターホラー】 【あらすじ】 　上級ダンジョン。その真横にある監視塔の救助隊員の私、シロイ、とパートナーのユート。救助要請があればダンジョンに潜っている…

「君は一体、何者なのだろうね？」 「私は私です。それ以上でもそれ以下でもない」 新東宮の即位に沸き立つ中、南雲燕は藤の宮ーーーー蘇芳と花姫行列を見ていた。 そこで自分の名前が南…

　俺は、世間では「のっぺらぼう」として知られている。 　そう、目も鼻も口もない、「卵のようなつるりとした顔」が特徴な妖怪だ。 　のっぺらぼうである俺の仕事は、人を驚かせること。…

【第Ⅱ部】はアズール王国へ渡ったミンツェ王女から始まります🐉 　妻を平等に扱うというエドゥアルド王子に、ミンツェは思わず反論してしまい、今まで温めていた計画を提案します。 　レラ…

　見たものを画像として記憶する瞬間記憶能力を持つ刑事が仲間の裏切りで死んだ。だが、中世時代の中国ような世界でデン・コウという少年として生まれ変わる。コウは地方都市に行く途中、野盗…

俺は幽霊が視える。 しかし、それは祝福ではなく、前世から続く呪いのような力だった。 異世界に転生し、霊視の力なんか隠して穏やかに暮らすはずだった。 しかし両親を殺されて俺の人生…

僕にはとある記憶がある。 それは呪いの記憶。 どうしようもない後悔と深い深い未練が交差する記憶。 もっと彼を見ていれば、もっと彼を愛せていたなら。もっと違う結末になったのかな。…

自称ババアに対して失礼だなんだと言われる時代ではあるが、若い子からしたらある年齢超えたら十分にお年寄りである。 つまりジジイやババアと言われても、『ま、しゃーないか。歳とったね』…

彗星戦争という未曾有の脅威、3賢者とドワーフの技師レビックの犠牲。そして…信条錬の魔法装甲による一撃で彗星は破壊され世界は救われた。 だが、信条錬は彗星戦争を最後に行方不明になる…

人は生まれながらに、ひとつの「たまご」を持って生まれてくる世界。 女子高生のタマキが持つのは、まだら模様の小さなうずらの卵だった。 たまごの大きさは将来性だと噂され、彼女はいつ…

家出した少女・小春がたどり着いたのは、和歌山・加太の小さな港町。出会ったのは、陽気でちょっと不思議な女性・真琴。一緒に配達を手伝い、海を見て、ご飯を食べて───短い時間の中で小春…

これは歴史小説ではない。 戦国時代を舞台にした、 異世界転生×国家運営の物語だ。 魔法もステータスもない。 あるのは、合理性と人材、そして準備だけ。 戦国時代の日本―― 国家…

水野舞湖は１９８４年生まれの中学２年生。御茶ノ水がお茶の水を汲んだ事が所以と聞いてから水に興味を持っていつのまにやら水博士と呼ばれるようになる。ある日、目が覚めるとどう見ても江戸…

2035年。 山の奥深くに棲む【怪異】が人里へ降りてきて8年。 怪異による『霊害』は増え続け、変死者と行方不明者はついに2万人を突破した。 状況を重く見た政府は、怪異と戦う適性…

空を見ていた。 今日も太陽が地平線から登ってくる。なにもかもを覆い隠す夜から、生き物が息を吹き かえす昼へと世界が変わっていく。まばらにある雲は、乾いた風に乗っている。薄く色が付…

【\\\☆毎日更新中☆///】 　目を開けば知らない教室。それは異世界で開かれているという、勇者を育てるための授業というらしい。自分で使う武器を探す授業、魔法の使い方を覚える授業…

人生に目的なんか無い、 両親を見ていても「大人になりたい」なんて思えない。 女子校に通ったせいで彼氏もできないし、部活動で一生懸命に打ち込む事もしたくない。 友達とゲームをしたり…