「そっち？」を含む小説

「お金さえ払ってくれれば、なんでもしてあげるよ？　あんなことや、こんなことまで！」 「そうですか。では手始めに、龍種の史料を盗んでもらいましょう」 「あ、なんでもってそっち系………

ある日、自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの登場人物の一人であることを自覚した「久住ナオ」は、最高のハッピーエンドを迎えるため、双子の妹でありこのゲームの主人公である「久住リオ」と…

思考実験を考えてみました。 子犬がもちもちなのは、そっちの方が嬉しいからです。

｢この物語は君の世界の外、どこかとても遠くで起こっている……かもしれないお話。｣

うちで開催されているパーティーで、家族に冷遇されている子供を見た。 なんでも、その子が生まれるときに母親が亡くなったそうで。それから、父親と上の兄弟に目の仇にされているのだとか…

　男子中学生「今岡俊介」は悩んでいた。 　魔法と自らの肉体だけで異形の生物「モンスター」と戦う魔術師となることを目指していた彼は、才能が無い現実に直面していた。同時に、召喚士とし…

安心の死を手に入れるために、この世を生きる── 突如発生したパンデミックにより、男性と大人がゾンビになった世界。少女だけがこの世界に残された。 意中の幼馴染と両親がゾンビにな…

辺鄙な町に蓋をする 思い出や気持ちと一緒に置いて もう全部消しちゃうからね そっちも消しておくんだよ

霧雨神社の後継者である霧雨　灯夜は、あっけなく死んでしまった。 創造神はお詫びとしてチートを授けた上で灯夜を自分が創造した世界───中学と高校のクラスメイトであった凛子がプレイし…

ぼくは吸い寄せられるように鳥居をくぐる。 ――こっちだよ。 ぼくを呼ぶ声に従って。 でも。 ――良いのか、そっちで？ 聞こえてきたのは別の声。 夕暮れに染る千本鳥居、真っ赤な鳥…

「喫茶 めいど」はどこにでもある喫茶店です。 ただ、店員の制服がメイド服なのと店員が冷たいだけです。 そんな普通のようで普通じゃないような喫茶店には注文以外にもお悩み相談が舞い…

父は母に皿を投げつけ、母は俺を邪魔者扱いし、祖父母は見て見ぬふりをした。 家族に愛された記憶など一つもない。 高校卒業と同時に家を出て、ようやく手に入れた静かな生活。 しかしある…

「魔法あるからさw新しい魔導士呼ぶ事にしたわ。ぶっちゃけお前必要ないんだよね」 　そうして、勇者補佐のライト・ライオットは勇者パーティーから追放された。冒険者として孤独にやって…

橘 希（たちばな のぞみ）―― 彼女はただ「死にたい」わけではなかった。 彼女が望んだのは、穢れなき最期。 善く生きた者が、静かに眠りにつくような、救いのある死。 だが、父が残…

　璃子は同期の大輔と付き合っているが、交友関係が広く遊ぶのが大好きな大輔は、「昔からの親友」といって女友達と二人きりで過ごしたりする。しかも、璃子と一緒にいるときに限ってその女友…

「仁科さんって、SMに興味あったりする？」 突然の質問から始まったその恋は、最初から全力ですれ違っていた。 無愛想で近寄りがたいタイプのOL・仁科 沙織（にしな さおり）は、…

ちょい未来。ヒトがヒトを摂取しなければ生きていけない奇病があっさり蔓延。 しつつ、かなり人類は健闘してる世界で、犬井恭二はいきなり唯一無二のさらなる上位天敵と進化した。 たぶん最…

　迷惑なおぢさんが女の子になってきゅるーんきゃるーんってする話です。多分ね。なんかあらすじ書いた様に記憶しているのに初投稿から13日くらい経った今それが空っぽな事に気づきました。…

　異世界で魔王を倒した青年、豊樹令一（とよきれいいち）。彼は世界の平和に安心を覚えますが、神様から新しい任務を与えられました。「現代社会（向こうの世界）に逃げた魔王を倒して欲しい…

魔法のiらんどの思い出を書こうとしたら、私の書き手としての半生になったようなならなかったような。 書き上げる途中で応募要項をみたら2000文字程度までということがわかったので、慌…