「嫌いだから」を含む小説

目の前で女の子に泣かれたんだ。健全な男子高校生としては、アタフタするより仕方ない。夕陽を見ながら泣いてた君に、僕はもう、惹かれるしかない。

「俺が嫌い？奇遇だね、俺も嫌いだよ東雲さんのこと。」いじめっ子と、いじめられっ子。追っては逃げての繰り返し。そんなふたりの物語。

兄貴として一緒にいたゴールデンレトリバーが息を引き取ってしまい、人間のことが嫌いになった雨宮は、夏休み明けにすべての人間に猫耳が生えているように見えるようになる。 雨の降る商店街…

【あらすじ】 獣人の世界、ビーストワールド。 この世界には獣人だけが存在している。 1つの種からなる国や鳥族のみが生活する空中都市など、様々だ。 そしてここ、ビースターズという街…

　カクヨムコン10に応募したものです。 　これは、天才に叩きのめされつつも、音楽から離れられぬ二人と、音楽の才を持たぬ、音楽が好きという才能を持った一人の物語だ。 　天才とは…

「嫌いだよ。あんたなんか、」冬の夜に再会した彼は、とても冷たい目をしていた。わたしは、一歩もあなたに近づくことさえできない。

※本作は現在改稿中であり、第４章までしか掲載しておりません。 　いずれ【改稿版】を投稿する予定ですが、本作を読まれる方はその事をご留意して頂く事をお願いします。 　冒険者として…

魔法のiらんど ショートストーリーコンテスト お題『友達以上恋人未満』

　ひな祭りの日に祖父から渡された魔導書を読んでいたあきほは、謎の生物『トリ』を呼び出してしまう。その後、別の魔法少女に襲われたりとかしたので、あきほは改めてトリと契約。正式に魔法…

『No Bitter!』 　「まともな人」達が行き交う商店街の地下には、小さな喫茶店がある。 　疲れて道から外れてしまった人が、ときどきそこに迷い込むのだ。 　カップを片手に笑…

『これから私はこんな駄作を訳すのか。』 嫌いな事はプライドをへし折られる事。好きな事は優作な映画を鑑賞する事。 これは、そんな翻訳者、エマ・ベルナールの短編物語である。

早すぎますけど、第二回さいかわ卯月賞参加作品です。今回は春について語らせていただきました。よろしければコメントなどよろしくお願いします。　3/20

　斜め上の展開しか描けない売れない漫画家・北見遼は、王道が大嫌い。 ラブコメを描けば呪詛合戦、異世界ファンタジーは鳥だらけ、ミステリーは未来の自分が犯人。 そんな彼のアシスタント…

笑うのが嫌いだった僕に アイツは言った「笑わせろ」

放課後の教室でうたた寝をする俺の耳に、腐れ縁の紬の声が聞こえる。 愛をささやく声。 ありえない、夢。

消します。あの世の世界の住人が。（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

私を惑わすのは6歳下の弟の友達だった

高校時代から大学、就活と共に過ごし10年つきあっていた恋人と一緒に暮らして3年目に彼は出て行った。 柊子（しゅうこ）を捨てて選んだのは、二人のお気に入りのカフェで働く女子大生。先…