「「わたし」」を含む小説

小学生のわたしは、宿題の天体観察のため、相棒の猫クロと共に夜の公園へ。ところが、望遠鏡の先に現れたのは、ぼんやりと光るオレンジ色の「空飛ぶ円盤」だった！ 千載一遇のシャッターチ…

七人の小人に助けられ、森で暮らしていた白雪姫。 ある日、小人たちは出勤前に「危ないから家に誰も入れるんじゃないよ」と忠告し、彼女に麻酔銃を託した。 そこへ現れたのは、老婆の姿に化…

高校生の渡辺悠は、ある日、野球のホームランボールが頭に当たり、意識を失う。気がつくと、クラスの人気者・杉澤莉子に膝枕されており、直前に莉子から告白された記憶だけを失っていた。 莉…

森の奥で祖母と二人きりで暮らす孤独な少女フィナ。 彼女は15歳の誕生日に「友達がもらえる」という祖母の言葉を思い出す。 祖母から渡された『召喚の石』に、「自分より小さくて、言う…

　それは、彼女を愛したモノの叫び。 　それに意思があるとは誰もが思わず、また語られる彼女ですらも知らない。 　ただただ、風のごとく流れてゆくのみの物語……。 　それは、世界…

　言葉がうまく喋れない十六歳の少女、西山言葉はどうぶつのくにで黒猫のはなと運命の出会いをした。

徒歩通学する「わたし」は雨の日が嫌い。 けど、ささやかな秘密の仕掛けを思い付いてからは、雨の登校も好きになった。 けどまさか、そのせいで彼に寄り添う妄想を膨らませるわたしの気持ち…

連城透は孤独な高校生で、そのクラスには、学校一の美少女の愛乃・リュティがいる。金髪碧眼の愛乃は、人気アイドルに匹敵する容姿を持ち、フィンランドの財閥のお嬢様。対照的な二人は、ある…

モニル達と出会う前の二人は＿＿

1分で読める創作小説2025に参加するショートショートです。 地球最後の天気予報 それは滅亡の予言？ 恋人と「わたし」はどうなるのか――？ 1分間の、「未来地球への、短い…

うちの犬はよく笑う。でもどうやらそれは「笑ったような顔」らしい。 ――うちの子をこよなく愛する女子高生が考える「笑う」とは？ 【1分で読める創作小説2025】参加作品。約100…

生と死のあわい、幽世。 そこに或るものたちの織り成す短編の物語。 時に笑い、時に泣く。 この怖ろしくも、滑稽なる、愛おしき幽世の物語をどうかお楽しみください。

過去に綴ったもの、 今のわたしが書いたもの。 変遷を記す。

白狐の魂を継ぐ二宮は、ある日人でないものとの戦いに敗れたところ、塾から帰る途中の高浜に介抱された。しかし命が救われたものの、力の大半が高浜に流れ込んだ。一人では何もできない白狐は…

人間生を全うした私は時を経て、血族子孫の守護霊として修行することに。大先輩のジィ様に教えを乞いながら、わたし、どこまでやれるだろう？？　キミの危険を回避し、キミを護るため、きょう…

樋渡都（ひわたしみやこ）は母の形見のバラ、ストロベリーアイスが枯れかけて天坂（あまさか）バラ園に持って行く途中で大雨に見舞われる。 雨に濡れながら都は辛い過去が頭の中を駆け巡り…

言魂──魂に刻まれた文字を、指で書いて力に変える言葉。 選ばれた者だけが通う『言魂学院』に、今年だけ異例が現れる。 無明夜宵。 言魂を持たぬがゆえに蔑まれて来た、『無字姫』。 …

幼(おさない) 馴染(なじみ)は妄想癖がある。 そんな美人クール系女子のとんでも発言に悩まされながら、日々過ぎて行くゆったり系SS。 スナック感覚でクール系彼女を楽しんで行ってく…