「好きです。」を含む小説

実話ではないけれども。

辺境伯の次男であるウィスプは自他共に認める魔法バカだ。そんな俺は国で唯一魔物が現れるエンドの地で好きなだけ魔法をぶっ放している。 そんな俺に縁談がきた。どうやら第二王子に虚偽の噂…

【百合小説】 高校を卒業すると同時に、あの子は地元を離れ上京してしまった。中３から高３までの四年間、誰にも言えず密かに想い続けた恋は、その時強制的に終わりを迎えた。 そうして全…

「お前の店で買ったレコードから、変な音がするんだよ」 その一言が、すべての始まりだった。 レコードショップ「黎音堂」の店長・瀬崎は、 音楽への愛情くらいしか取り柄のない冴えない…

松岡太一と柊凪咲は破局した。もう話し掛けないでと言われた太一はその言葉に従い、凪咲に話し掛けないようにしていた。だが別れた直後の放課後、帰宅中の太一の後を、凪咲がつけてくる。不思…

とある理由から外界から閉じられた『村』で暮らす13歳の少年、ヒロト。 ミツカイという、村のために働く者として暮らしているが、ある日を境に、病気や不調に寄り添う『治療師』見習いと…

マナの特視体質として生まれた天良樹空鵺は、マナを含むもの全てが色付けされて見えてしまう。その苦しみが彼に『色狂い』と、さらなる苦痛をもたらす忌み名をつけられる。 目を閉じる生活で…

　冬に咲く花に纏わる掌編を三つ。 　それぞれの花言葉は、 　「枇杷」　密かな告白、あなたに打ち明ける、温和、など 　「侘助」　控えめ、簡素、静かなおもむき、など 　「梅」　忠実…

[2025年9月〜10月 カクヨム金のたまごに選ばれました！] AIが浸透し切った息詰まるディストピアで、「合理化」「最適化」に中指を突き立て、人間性を取り戻そうとする。そんな、…

両親の都合で転入した中学校に「神童」と呼ばれた俺よりも天才な女、芹園星乃がいた。 悔しいから勝つまで勝負を挑み続けてたら、中学卒業と同時にキスされた。

　4800PV、星100、ハート1600突破！　コメントや応援、励みになります！ 　『ニチアサ』を愛する人へ、『ニチアサ』で出来ない『ニチアサ』がここにある！ 　現代、世の中に…

幼馴染がいつのまにかサキュバスになっていた。気づいたらそういうことばかりしていた。 エロ×現代ファンタジー×恋愛。真実の愛は情事の傍らにある。これはそんな物語。

恋人たちのクリスマス。 四編のショートストーリーをお楽しみください。 あなたの好きなお話は、どれですか？ カク友さん東雲晴加さんのために書きました。 甘い話になっているかわかり…

ライアン商会のメンバーで新たに作り出した魔力制御装置。それの量産、契約と、管理人セイの更なる体調変化を診てもらうため、二人だけで大都市イースティンに到着した、魔導工学者のタジャと…

アニメが好きだった普通の社会人宇佐田翔(うさだかける)は気付くと翼の生えた美少女(天使)の前に立っていた。アニメ好きな翔はこの状況を一瞬で理解し、異世界転移を快諾したことで気に入…

小さい頃から虐められていた吉村美緑(よしむらみろく)は高校生生活をひっそりと生きていた。 強くなりたいと親に嘆いて小学生の時に空手を習ったが上級生に標的にされて空手も辞めた吉村…

高校2年の新学期、どこかくたびれた日常を歩いていた天崎悠真。 過去の怪我で夢も自信も失って、それでも何とか“普通”でいようとしていた俺の前に現れたのは―― 「やっほ、悠真っ！　…

『――ごめんね。好きな人が出来たの』 　私はその日、彼女に振られた。 　雑踏を抜け、公園へ行くと、ベンチで一人泣く女性、その人は彼氏に振られたのだという。 　秋空の下、二人の人生…

義理の姉、秋里夕莉（あきさとゆり）は完璧な女性である。勉強もできて、容姿もいい。学校では色々な人から憧れられている素晴らしい人だ。 でも、姉弟になったばかりで、俺との仲はまだぎ…

異世界貴族令嬢イレイン・ソレイユ（転生者）は、何よりも平穏を愛する。 神様と意気投合し、「他の転生者が起こす王道イベントを眺めて、最小の手間でやり過ごす」と決めたはずだった。 学…