「夏 怪談」を含む小説

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818792438106849246 　「うしろ姿…

近くの池には河童が住む.... そんな辺境で怪奇を体験して育って来た作者が、自身の体験や実際に聞いた話をもとに書いた、 日常のすぐ隣にある、“もうひとつの世界”の気配を描いた実話…

夏の街に忍び寄る、見えない気配――命を吸い取る黒い昆虫。その姿は誰にも見えない。見える者だけが知る戦慄と孤独。 ある酷暑の日に、高校生アヤノ倒れている老人を発見する。倒れた老人…

中学二年の夏。 地元の“噂”を自由研究の題材に選んだ三人の中学生。 竜、優紀、亜里沙。 はじめは遊び半分だった調査は、やがて、ある“存在”に導かれていく。 そして七年後。 大学…

　暑い夏の日に、風鈴の音が響く。 　それは、実家に居た頃のある記憶を思い出させた。 　風鈴の女の記憶―― 　初音硝子様の自主企画「【お前らの短編が読みたい】『５分間』のコンテス…

とあるフィールドワーカーが体験する怪異

引っ越し先の古アパートで、深夜二時に鳴り出した「ポト…ザッ…」という音。それは、水でも風でもない“何か”の足音だった――。 歴史と土地の声を追う元記者・佐伯結衣は、川中島の古戦場…

ある夏の日のエレベータにて

昔、松山さんは友達と一緒に“出る”と噂されているお化け屋敷に行った。友達にぴたりとくっつき、腰をひきながら歩いていると、日本人形がたくさん置いてある人形の部屋に‥。

カクヨム甲子園応募作品 毎週金曜19時更新

昨年の夏にXに投稿してた一行怪談を少し手直ししてまとめました。

夏の夜、楽しい宅飲み。 高校時代からの友人の暢介にせがまれて八柳が始めた怪談は、なんだか情報量が多すぎて…！？ ７割ギャグ、３割ホラーの夏の夜の怪談。 ＊＊＊ この物語はフ…

蒸し暑い夏の夜。酔ってふらつく足取りで家路を急ぐ石川弘人は、見慣れない路地へと足を踏み入れる。雨が降りしきる中、笑い声の響く路地は、徐々に弘人の知る日常と乖離していく。