「カクヨムコンテスト賞 短編」を含む小説

童話『白雪姫』までのカウントダウンが始まる

『引き込まれないようご注意ください』 ある時から、この注意書きが全国各地で見られるようになったという。薄暗い路地、山道の入り口、アパートの玄関など、あらゆる場所で…… ホラー…

　目的地は、もう本人しか知らない地点。 　絵師の青年(少年に見えるアラサー)と、助手の青年は目的地を目指して山奥へ進む。 　幽霊少女が呼ぶ。白骨化した遺体の場所へ……。

「何で……私……こんな目に……会わないとダメなのよ……。もう嫌……。」 　タチの悪いクラスメイト達に脅され、悲惨な日々を送るクラス委員長の美少女――高嶺 葵（たかみね あおい）…

魔法使いになることができる、期限ギリギリのタイミングで、能力を発現した１５才の男、新発田　明(しばた　あきら)。 発現した能力は『魔法開発』魔法だった！ 国立箱根魔法学園(通…

何かと叩かれがちな生活保護ですが、毒親から逃げる、一つの手段になります。

カクヨムコンテスト11短編・応募作品。 現代ファンタジー系童話を書いてみました。 全3話。 楽しんでいただけたら幸いです。

「少年からある物を回収しろ」未来から来たエージェントは、指令の通り小学生の少年の尾行を開始する。少年は学校を出たあと、ゲームセンターに入っていった。楽勝と思っていたミッションが、…

夏祭りをテーマにホラーテイストで書きました。 死神や幽霊が存在するミステリーです。

「お題で執筆！短編創作フェス」の第６回お題「骨」に挑戦してみました。

テーマ：骨 カバンからガイコツが出てきた老人による、飯テロホラー

「なんの曲聴いてたの?」 クラスメートに聞かれて、咄嗟に答えた曲名は「4分33秒」。 それは、演奏者が何も弾かない、沈黙の曲。 その曲をきっかけに、私たちは少しずつ言…

転生したことを思い出した主人公が、骸骨紳士にドキドキしながら、呪いを解いていくお話です。

　年老いた大魔導士ディックは後継者とすべく、三人の弟子を指導していた。 　しかし、その年まで弟子を取った経験のない彼はなかなか上手くいかず――。 　自身を「馬の骨」と卑下する弟子…

短編創作フェス　お題『薔薇色』 死にたがりの少年は、悪魔を呼ぶために魔方陣をかいた だけど、召喚されたのは薔薇色の羽をもつ、中世的な存在 「私は、淫魔と天使のハーフ」 つま…

白雪姫前日譚シリーズ第五弾。 これで粗方役者が揃ったことになります。

　四季の花々が同時に咲き乱れる不思議な『花の森』で、花の妖精たちが森の主に聞く、この森に咲く事のない花の物語。 　それは不可能を追い求める人間が辿りついた、麦という名のバラの物語。

「お題で執筆！短編創作フェス」の第５回お題「薔薇色」に挑戦してみました。

その年は、いつもと違う年だった。 村外れにある桜の大木が、とうとう花をつけないまま迎えた春。 村にたった一つの学校に、転校生がやって来た。 清志郎と名乗るその転校生は、山奥の小さ…

　年老いた大魔導士ディックはのんびりと過ごそうとしていたが、そうはいかなかった。 　離れ小島に移り住んでからも、今日も彼の魔法を頼ってやってくる者が居る。 　その中で、青年がした…