「海の」を含む小説

とりあえずカクヨムで何か書きたかっただけなので短編です。衝動的に書きたくなったときに書く短編集とかにするかもしれない。衝動的に書いたので面白いかは保証しないのです。 ※追記 世界…

　舞台は、平成中期（2002年1月以降）、徳島県鳴門市。 　吉岡彩道は、最愛の父を震災で亡くしたトラウマに苦しみ続けていた。ある日、彩道は同い年の早見晴仁と大和いとしに出会い…

ある夏の日、青年は奇妙な夢に誘われる。 海へ、海底へ、そこで行われる邪神の祝祭へ……

「この世の素晴らしいものは、私のためではない。私の人生は苦い涙を流すものになるだろう。だが、それが私の人生なのだ」 　праведник во грехе――それが勇猛果敢なロ…

夜のオフィスに突如届いた謎の手紙。 描かれた文字は恋人の存在を示唆するものだった。 暗号を解読し、彼は愛する恋人に辿り着くことが出来るのか。 謎の手紙の意味することとは一体なんな…

広がる海の先にいるはずの恋人を想う 柊 沙希 は自身を恋人の元に導いてくれる風を待つ。

ある年、ひと夏を過ごした離島での思い出。 なんでもない、ただの日々だったけど、忘れられないのはなぜ？ プロットなし、だらだらと書き下ろします。 そしてのんびり更新します。

むかしむかしのおはなしです。 青い海の底に人魚のお城がありました。 そこに王様と6人の人魚姫が住んでおりました。 末っ子の人魚姫は、人間の世界に胸をおどらせていました。 (人間の…

篠岡海莉は百合好きの普通の女の子。 最近は親友の二人で百合妄想するのが趣味となっている。 親友で百合妄想する自分をよくない――と思いつつもやめられず、ついつい一人沼にハマってしま…

宇宙海賊船オルキヌス・オルカ。通称オルカの若き船長ティエラとその相棒であり用心棒のリーノ。2人は個性溢れるクルーたちと共に今日も宇宙海賊家業を渡り歩く。宇宙を巡る旅と冒険の中、テ…

この海で、きみを見つけた。この広い世界で、ただきみだけを見つめている。きみ以外はもう、目に入らない。

"混沌"が大地を侵食し、地球が巨大な記録媒体"スフィア・ドライブ"へ変貌した未来。 身体を生体コンピュータ化した人類は、記憶の海から技術を掘り起こし、かろうじて文明を延命させてい…

創作とは、その筆者の思考結果の発露に他ならない。 思考は、その筆者の経験、もっといえば過去に触れた作品の影響を避けらない。 日本の名作ゲーム達に健やかにゲーム脳を育まれた、世紀…

文学フリマ東京41にて、「灰澄屋さん」というブースで出品される合同誌に参加しておりまして。 そちらに寄稿した「友達以上家族未満」という作品の番外編です。 こんな感じの2人が、ク…

世界が静かに壊れていく音を、僕は彼女の呼吸の中に聞いた。 海は濁り、空は裂け、人々は逃げていったのに――彼女だけは笑っていた。 「わたしが、世界を直すから」 その言葉どおり、彼女…

原因不明の『大水没』により、大地のほとんどが水底に沈んだ近未来。 水上に生活の場を移した人類と、狂暴な巨大水棲生物『巨魚（ヒュージフィッシュ）』の脅威。 御神織火（みかみ おる…

正典「砂の書」を「陽に属する者たちの欺瞞」として退け、「海」こそが真の母であると説く偽典。

あの日、母さんは――空に釣られた。 湖でも、海でもない。 見上げた先、雲の向こうで何かが“釣り糸”を垂らしていた。 釣り好きの少年・レンは、母を奪ったその存在を“神”と呼んだ…

佐藤美月は、家族の借金のかたに身を売られることに――。 売られた先は、地域一の大金持ち・神園宗一郎の屋敷。 「仕事は一日1時間だけ。学校にはいつも通り通っていい」 という、まさに…