「猫（？）」を含む小説

　嫉妬と背徳で体が構成されているキモウト、三中知羽（みなかちはね）は猫のような好奇心の赴くまま、ぬいぐるみ探しや賑やかな春の催しなどに参加し、問題を生み出す。そして、兄の知努が後…

　少しやせ細った野良猫に餌をあげ家に帰宅すると、ノックの音が聞こえてきた。 　玄関を開けると、そこには裸の美少女が。 　銀髪猫耳オッドアイの巨乳の美少女……って属性多すぎっ！…

３匹の飼い獣と闘いながらジグソーパズルを組んでゆく。その過程でつらつら考えたことについて。

　さあさあ、お立ち会い。車偏（くるまへん）に「楽しい」と書いて、なんと読むかご存じかい？ ――答えは『轢（ひ）く』だ！ 　皮肉なもんだねぇ。タイヤの下で骨が砕け、肉が弾けるその…

ポーカーを知りたい！やってみたい！創作に使いたい！という方達のためのポーカー講座です。 この文章群を面白いと感じても、主の他作は読まないほうがいいです。 面白くないので。

笑いあり、驚きあり、愚痴あり？、時に切なく、涙ありの、多分少しは誰かに共感してもらえそうな、ほんとにちょっとした作者の実体験集。 ※不定期更新　 書きたくなった時に書く、と…

　見た目は愛らしいが人を警戒する生き物である猫。しかし、その村に住む猫は人を警戒しない猫だった。 そんな猫に束の間の安らぎを見出した人との関わりから、猫が旅に出るまでのは物語。

法は、誰のためにあるのか。 妻と子を奪われた男・那智薫は、理不尽な判決の前で誓った。 「法が守らないなら、俺が壊す。」 手にしたのは、あの日の――判決文の写し。 紙の一行を指で…

『世界一のパン屋さん』を目指す９歳の女の子は、ひょんなことから異世界に『黒猫』の獣人姫として転生。 女の子は持ち前の行動力で、特別な『ランドセル』を背負って飛び出します！ （…

猫は私にとって忌避すべき存在でありながら、人生の節々で必ず寄ってきました。台風の夜に泣きながら追いかけてきた子猫、捨てられても帰ってきたシャム猫、孤独な部屋を巡回した放し飼い猫、…

死んだ覚えはないのに、気づいたら透けていた。 名前なし、記憶なし、死体もなし。 幽霊初心者の私が考える、ちょっと不思議な日常。 思考が止まらない限り、私はここにいる。

神戸に住む押部桜子は母に私立高芸術科マンガ・アニメコースへの進学を猛反対され、不本意ながら名門公立進学校に通っていた。学校生活がつまらないなと思っていたある日の学校帰り、公園で黒…

深夜、商店街の端にだけ灯る小さな看板。 そこには《三毛猫ミルの深夜相談室》と書かれている。 店主は人語を解する、誰よりも心あたたかい三毛猫。 喧嘩した夫婦、迷う大学生、夢を見失…

作家の「私」は、小学二年生の愛娘と三匹の猫と平和な日々を送る。ある日、娘の学校の課題「ナツメソウセキ論文集序論」を自信満々で代筆するが、全員から全否定される。悲しみに涙する私。あ…

深夜2:00、無人の駅に現れる幽霊列車。 その噂を聞きつけ、麦依沙織は興味本位で無人駅に訪れる、すると本当に列車は現れる。 しかし列車からは猫が降りてきた、しかしその猫は…

はくちょう座X-1の近傍に浮かぶ、有人探査ステーション『アレクサンドリア』。 天才物理学者エリアス・ノヴァクは、狂気にも似た執着で、ある装置の開発に没頭していた。 『ムネモシ…

質量をゼロにする能力――無敵で無力で、そして臆病な男ヤマト。 安全で快適な生活を求めて、今日も働く冒険者。 でも怖いので討伐依頼は受けない。 配達依頼ばかり受け、黒猫を相棒に今日…