「忘れて」を含む小説

10話ごとに更新していく予定です 作者が忘れちゃうので...

ただ日々の私を切り取っていくだけ 確かにそこにいたはずの私 その存在を忘れないように

ある時代のある地域でのストーリー 顔にケガレがついた女の子が ふとした幸せを噛み締める幕間の物語 されど、この思い出は忘れてはいけない

「貴方は義賊、私は巫女。互いに自分がやるべき事が重なった時は、協力するのも吝かじゃあないわ」 　❊❊❊ 　代々神に仕え、国の神事を行っていた巫女の家系の姫・千咲。 　天皇の趣…

　魔法の世界で、ただ一人“魔法を持たない”男がいた。 　――雲蒸街の傭兵グラム。 　誰より強く、誰より孤独で、そして誰より“救う意思”を抱く男。 　魔石を巡り三国の均衡が乱…

暴走した妹の魔法により全魔族から存在を忘れられた魔王ロント。彼は根本の原因である自身の容姿を変えるため、魔王業を一時妹に預け人間界へ向かった。そこで初めて人間を目にしたロントは、…

懸賞が趣味の女性のもとに届いた「当選通知」。 それは、彼女の日常をほんの少しだけ彩る“おいしい幸せ”のはずだった。 毎月届く食材、丁寧な案内文、アンケート。 調理して、味わっ…

幼い日に出会った“白い少女”を忘れられず、財界の頂に立ったロイドは、あるオークションで記憶を失った過去の少女の面影をのこしす女性(ユキ)と出会う。 彼女を保護したロイドは、抑えき…

最上級悪魔と目される悪魔ジョン＝ドゥ。彼は転生者であり、異端の悪魔と言われた。 それもそのはず彼の前世は地球であらゆる善行をしたとある日本人。 名前だけ忘れ神の御前に現れダン…

川口修平は、ある時期から毎晩同じ悪夢にうなされていた。 幼いころ、名前も顔も思い出せない“トモダチ”と遊ぶ夢。 森の中で追いかけっこをし、そして必ず――その友達に食べられる。 …

幼少期に不思議な体験をした主人公 その体験を忘れられないまま、大人になってしまった

将来も何も考えてなかった流星は、毎朝、“何かを忘れている”と“感じる”。 そんな流星が夢である少女と出会いー…

　尋常ならざる力、マジカル・パワー。人々はこれを操る存在を魔人と呼び、恐れた。魔人達の手によって破壊される無辜の民のささやかな日常。残虐行為は終わらない。だが、それに待ったをかけ…

夢は折れた。骨は折れてない。 じゃあ歩こうか。痛いけど、まだ行ける？。 チートなシステム？ メニュー？ ステータス？ レベル、スキル、血統。無い。全部。 死ぬ前の記憶あるんで…

寝苦しい深夜、目を覚ますと全裸の妻が俺に跨っていた。甘美な時間の果て、勝利に酔う彼女の前に現れたのは、寝室のドアを開けた小さな娘だった。夫婦の秘密が一瞬で崩壊する、天国と地獄のシ…

そう、ちょっと忘れてしまっているだけ。 だから、会いに行って思い出してもらおう。

嘴と翼、そして風を操る能力を持ち、周囲に異端視される蒼空風刃。 彼は願いが叶う宝石の力で普通の人間に戻るべく、異能が飛び交う戦いに身を投じる。 しかし忘れられない仇にも巡り会うそ…

　地球を文字通り真紅に染め上げた「全球戦争」から千年。人類はその生存領域を大きく縮退させながらも、辛うじて再興を始めていた。中でも〈ルーロード家による連合帝国〉と〈自由都市共同体…

星が降る夜にだけ姿を現す—— 「星月の栞図書館」 そこには、読む者の“心の色”で世界が変わる不思議な本が並び、管理人アステルは、訪れる者の心をそっと照らす存在だった。 高校一…

どんな日も何かを感じて、どんな日も何かを想い、そんな日も笑顔を忘れないで、それでも時々泣いたり怒ったり・・・。