「ぶつける」を含む小説

アイドル奈津美は、ギャルだった自分を隠して清純派アイドルとして生きてきた。 しかし、収録で受けたセクハラに対する怒りを足もとの小さな生き物にぶつけるうちに、残酷行為が止められなく…

種族に関わらず、個人が望む場所で暮らすことを目的とした法律が施行され、ある高校に人魚専用の屋内プールが新設された。そのプールを利用するのは、人魚の生徒のマナ一人だけ。彼女は人間の…

某大学新入生のスズカは、軽音サークルで出会ったひとつ年上の先輩、カホに恋をする。 けれど素直になれないスズカはその感情をまっすぐぶつけることができず――。

みにょんさん主催の詩人の集いという企画に参加させてもらいました。詩を書いてみたいな、と思って。それ用に書いた作品です。こんな風に企画から作品が浮かぶというのはやはり新鮮ですね。新…

1916年、西部戦線。補給途絶の泥濘で、ハンス伍長はグーラッシュ砲でスープを煮る。ヴィルヘルムは恐怖に震え、ヘルマンは前線から怒りをぶつける。三人は雨と砲声の中、命を繋ぐ闘いを続…

簡単なことをすれば(悪いことをすれば) 簡単なことをするほど(悪いことをするほど) 力になる。 ボクは、知能がある物理法則(勝利。希望。幸福)をぶつけるというズル(悪いこと)を…

　一人は穏やかながらも寂しい社会生活の中で、もう一人は何も成しえず、何も得れなかった寂しい人生の中で、偶然にも参加したとあるアマチュアの格闘技イベントにその思いをぶつける。 　セ…

※TAKE0〜7「桜木side」「ナオside」は、 どちらからでもお読みいただけます。 《あらすじ》 学生時代は学園王子ともてはやされ、女子はもちろん男子にもモテた桜木健人…

とある少女…碧の病室はとても賑やかだった しかし、とある事件が彼女の病室で起きてしまう この事件がきっかけに、碧は心を閉ざしてしまった そんな碧の元に一人の少年が現れた事によって…

　赤き魔眼と卓越した魔術の才を持つ王女メディア。彼女は天性の政治的手腕で東方諸国をまとめ上げ、帝国の侵略の魔の手に対抗した。 　ところが情勢が拮抗する中、婚約者を妹に譲りロオカ王…

王太子の婚約者リリアヴェルは、ある一点を除いては才媛である。努力家で勤勉で、周囲の者にも気安く優しい公爵令嬢。なのに、顔面偏差値の高い王子に惚れ切っていた。どれだけ邪魔にされよう…

物に神が宿るようになって幾星霜、2050年ではすっかり見慣れてしまった光景になった。 しかし、良神が入れば悪神も居るもの。 忘れられたり、粗雑に扱われたりした物に宿る神は、祟り神…

【ネタバレを含みます】 　ドルミール王国には、貴族が欲望のままに禁書から生み出した魔女が存在した。魔女は危険視されるようになり、ドルミール王国の東に位置する魔術島へと監禁された。…

　一人の青年が目を覚ますと、見知らぬ部屋だった。彼は自分の記憶を掘り起こすが、あるべき記憶は全て失われ、自分自身の事すらも分からなかった。そんな彼の前に、一人の少女が現れる。彼女…

　フリーの動画編集屋の山城拓と現役ＪＫの真中恵理那はいとこ同士にして同居人同士。そして、秘密の恋人同士でもある。 　拓は「恋人の勉強がしたい」という恋愛初心者の恵理那のたっての希…

人間と鬼が共存する国。 性格や考え方が違う人間と鬼。 人間の医者として生きる円弧キサラに惚れている紅家次期党首 ナツヒは、感情のまま思いをぶつける。 ナツヒを治療するのがキサラの…

世界にダンジョンが当たり前となった時代。 友の言葉を鵜呑みにし、忍者はモテると信じた少年、愛染虎徹。その気持ちを強くもち、青春の全てを修行にささげた。 しかし初の合コンでは大撃…

十二歳の時、魔力判定で魔力がないと判定された。そしてわたしは優しい母の温もりも、安心できる父の腕も、頼りになる兄の微笑みも失った。 そして、会いに来てくれたあなたのもとへ行く前…

　両親と祖母を失なった高校生、アイ（高橋　藍）は、その時の事故が原因となって心の中に別の四人の人格を宿す。ある日、彼女たちはリアルの世界に姿を現した。四人名前は、スイ、アオイ、ア…

フリーランスで働く筆者が、ぶつける相手のいないストレスを書き殴るエッセイ 決して褒められた内容ではありません