「KAC20253」を含む小説

　――気がつくと、俺は迷宮の入口にいた。 　目の前には巨大な石造りの門がそびえ立ち、「妖精迷宮」と刻まれた看板がぶら下がっていた。左右には妖精たちがたむろしている。彼らがこの迷…

旅の仲間 ・天間葉月：天使の主人公。オタク。ノインの守護天使。 ・モモちゃん：葉月のパートナー。 ・ノイン：葉月と共に旅をする青年。 ・ロッソ：双子の元山賊。兄。 ・シアン：双子…

　カルゲ村には願いを叶える妖精のおとぎ話がある。妖精は揺れる森の最奥にいて、その存在を深く信ずる者の前にのみ、その者が求める救いの姿で現れるという。カルゲ村の偉大な薬師ヒネトは最…

演劇部で頑張る女の子たちのお話です。でも彼女たちが頑張っていたのはそれだけじゃなく。時代だね、と片付けたくはない大切な風景です。

山手線には妖精がいます。 一日一度だけ現れて、見た人を幸せにしてくれるのです。 童話ああああ

希死念慮の説明

ぽぽーぽ、ぽぽぽ

　妻が姿を消して、娘を失って。そして大事なところであんな失態を演じるなんて。俺はあんなにも嫌いな世界にまだ甘えているんじゃないか、って何度も悩んだよ。俺は、俺であることを証明する…

体育館の隣で、妖精のように舞う、新体操選手の翼沙。 俺は、彼女に恋をしたが、幸せは長くは続かなかった……。 KAC2025第3回『妖精』参加作品

小さな頃には、色々なものが見えていた。 光の粒を散らす羽。 蜜の香り。 鈴を転がすような笑い声。 そんな妖精の姿が、今はもう見えない。

ある日、ごくごく普通にカクヨムで執筆をしようとしていた少年マサキ。そんな彼の前に現れたのは、カクヨムのマスコット妖精、トリ？！ でもトリってこんなキャラだっけ……?

田舎に一人で住むおじいちゃんが入院した。家の仕事を手伝うと言う累に「それは、『ぶらうん』がいるから大丈夫だ。」と答えるおじいちゃん。古い日本家屋であるじいちゃんの家は、「出そう」…

死にたい女と、助けたい妖精の話です。 一緒に踊って、楽しもう。 KAC20253 お題「妖精」 参加作品です。

　幼馴染のスイに誘われ、水族館にやってきたミナトはクリオネを鑑賞していた。やがて、クリオネが捕食する際に見せるバッカルコーンを目撃すると、スイから水族館に誘った理由を聞かされる。

オカルト文筆家の俺とオカルト好きな女学生二人が喫茶店にあつまり、今日も今日とてオカルト談義。 女学生が持って来た妖精の写真とやらには赤い帽子をかぶった醜悪な存在が写っていた。 良…

私にはかつて、黒い妖精が見えていた。 人を消す力を持った妖精の姿が。 ・・・・・・ーーーー・・・・・・ 『KAC2025』参加作品 お題「妖精」

とある保育園の、『さくら』組の教室には人間嫌いの妖精が棲みついている。 KAC20253のお題『妖精』に参加しました。

KAC20253『妖精』参加作品。 簡単な仕事のはずだった。が、やはり簡単な仕事などないのだ。 短編「Mia」と同じ世界の関連作ですが、単体でも読めます。 https://ka…

KAC2025 第3回お題「妖精」参加作品。