「月 心」を含む小説

7月某日、親友は俺に唐突なカミングアウトをした。 「僕、Mと付き合ってるんだ」 ほぼノンフィクションです

前作幼馴染の秘密の桜木穣司と恵梨奈 新婚の2人の続編 2人の生活、ドタバタ新婚旅行 ※作品内容大幅改稿したので安心して見れます 主人公2人プロフィール↓ 桜木　穣司　28歳　…

作品は、ある偶然の出会いから生まれました。 京都から東京へ引っ越された方が、東京で飼っていた猫を突然亡くされ、その深い悲しみから食事も喉を通らなくなるほど心身ともに衰弱されてしま…

この世界の人間は、胸から心の花を咲かせる。 感情が花としてあらわれる体の器官──心珠＜しんじゅ＞ この物語の主人公――チカは焦っていた。 クラスのみんなは心珠を開花させているの…

　2020年4月7日、緊急事態宣言。グラフィックデザイナーの更紗は、突然の在宅勤務で恋人との関係に亀裂が入り始める。孤独な夜、ベランダから聞こえてきたのは隣の部屋のギターの音色だ…

都会の喧騒と再開発の波にのまれながらも、ひっそりと息づく古い路地裏。そこに佇むのは、かつては賑わったであろう廃ビルの片隅にある共同アトリエだ。この場所は、社会や家族の中で「居場所…

陸上部のエースとして期待されながら、深刻なスランプに陥っている高校二年生、日向葵（ひなた・あおい）。焦りと苛立ちを抱える彼が、練習帰りにいつも目にする光景があった。──放課後の海…

美しさって何だろう、手探りで進んで行こう。【美しく溶けていく】を目指した春夏秋冬1分詩シリーズ、秋からスタートです。 01.【名残り月】 君の香りが月に溶けてしまわぬように………

※コンテスト応募のため、あらすじは結末までの記載がありますのでご注意ください。 　高校入学前夜に主人公の朝倉世忍（あさくらよしの）、通称シノは、同じ新入生で正体不明な男子生徒が…

迷い子の少女、楪（ゆずりは）は東の一族の名門、東條家の次男坊に保護される。 東條頼次（とうじょうよりつぐ）は、東国を統べる一族でありながらも、異能の力を持たないがゆえに西国へと…

高校生ノカミユウスケば二重人格である表の人格ば優しくで思い遣りの心がある人物裏の人格ばヤンキーそのもので在るそんなある日突然の交通事故で意識不明の重体に目を覚ますと異世界アルトリ…

高校生俳優である双子の弟・朝日を心配し、同じ高校の普通科に入学した瑞月。芸能科に入学した朝日から、『学校の敷地内にある裏道を通り抜けたカップルは結ばれる』といううわさを聞く。 好…

地方の公立高校に入学した西岡スグルは特に目立つこともなく高校生活を始めようとしていたが、ある日、掲示板に貼られた奇妙なメモを発見する。 　鐘の音が六日間の沈黙を破る時、 　二三…

想像してごらん。もしジョン・レノンが生きていたら。 ジョン・レノンのマルチアカウントです。1980年ニューヨークの自宅アパート前で銃撃されたジョン・レノンは奇跡的に一命をとりとめ…

華国の皇子、藍蒼月（らん・そうげつ）は、“厄付き”と呼ばれる不吉の象徴として生まれ、18年もの間、家族から疎まれ、数多の宮仕えの巫女たちに“浄化”と称して痛みと屈辱を与えられてき…

古都・葛原（くずはら）には、千年のあいだ“神”と“人”が共に生きるという風習が今も息づいている。 名家・香月家の娘・琴音（ことね）は、家を救うために“神使の家系”である月嶺家の青…

中学三年生の杉内晴馬は近所にある有名な神社、秋山神社に立ち入る時は「参道を通る時にはその中心を歩かない」、「鳥居をくぐる時には必ず会釈をする」といったマナーを守る律儀な少年だった…

　瀑布のような夕陽に染まる離島〈月映島〉では、感情が共鳴し暴走する“エモーショナル・ブレイク”が日常を蝕んでいた。国立蒼穹学院に入学したばかりの蒼士は、島に渡った初日に未知の哀し…

過去の事故により、人と関わるのが怖くなってしまった高校二年生の少女『十　葉荼芽(もぎき　はため)』。 そんな彼女は僅か十歳であらゆる武術の免許皆伝クラスまで強くなってしまった、自…

月の光だけが照らす、異世界の狭間にひっそりと佇む喫茶店『月読茶房』。 そこで静かに茶を煎れる喫茶師・巫（かなめ）は、自らの過去の記憶を失った元・月の巫女。彼女には特別な力があっ…