「怖いかも」を含む小説

ゆらゆらと舞う白い「なにか」を窓辺で見てしまった夜。 それは、ゆっくりと家に近付いてきたーー 少し怖い、奇妙なお話の短編集。

精神科というと怖いところ、と思われる方が多いかもしれません。 私は２０代で精神科に通うことになり、それからもう、２０年間通院しているのですが、 通う前に想像していた場所とは大きく…

今まで集めてきた怖い話を公開しています。

今までに聞いた怖い話、不思議な話、奇妙な話を書いていきます。 コメント欄に考察書いていただけると嬉しいではし。 記載されている文を配信等で使用する場合はご連絡いただければ幸いです…

認知症の祖母の、話

誰かが嘘をついている──でも、それが誰なのか、最後までわからない。 舞台は東京近郊のシェアオフィス。偶然にもそこで出会った6人の男女。成功、恋愛、友情、過去の傷…それぞれが何か…

祖母の家を訪れた私が、屋根裏で見つけた古いアルバム。 そこに写っていたのは、家族の写真に紛れて映り込む“知らない女”の姿だった──。 ページをめくるたび、女は少しずつ近づいてくる…

卒業アルバムに写っていた「知らないクラスメイト」。 その名前を誰もが覚えているのに、“俺だけが”知らなかった。 ある日届いた一通のメッセージ──「思い出してくれた？」 記憶の…

基本フィクションです 不定期更新です 「評判いいな」と思ったら、長編にします 長編で読みたい作品があった場合には、コメントや｢いいね｣をお願いします

「散らない桜がある——」 そう聞いて取材に訪れた新聞記者が、村の“真実”に触れたとき、運命の歯車は静かに回り始めた。 山間の集落・神埼村に伝わる“花守りの伝説”。 毎年満開を迎え…

静かな春の山で出会ったのは、ひとりの老婆。 彼女が口にしたのは、奇妙な言葉だった。 ──「この山は、入った数と出た数。合わんと、いけんのよ」 冗談のつもりで聞き流したはずだっ…

「やっぱり幽霊よりも人間の方が怖いなあ」と二児の父親は、テレビで流れている憂鬱なニュースを見ながら呟いた。

2ちゃんねる発の怪談を小説風に書いてみました。小説の文章だからこそ感じる、静かな恐怖を味わってみてください。

新学期が始まり新しい友達ができた主人公佐藤。 そして前のクラスから仲が良い山田、渡邊も含みいっしょに遊ぶ。 しかし、そんなある日山田の提案で古びた廃神社に忍び込む。 そこで彼らが…

少し不思議で、少し怖い短編集です。すべて一話完結。ハッピーエンドかバッドエンドか、読んでからのお楽しみ。通勤時間や寝る前の暇つぶしにどうぞ。

王都から遠く離れた辺境の地に、狼領主と呼ばれる城主がいた。狼のように鋭い目つきの怖い顔で、他人が近寄ろう者なら威嚇する怖い人なのだそうだ。実際、街に買い物に来る城に仕える騎士や使…

私立希望の時学園は、誰も気づかないうちに「五次元生命体Ｇ」の遊び場になっていた。 一部の生徒の体内には、世界の終わりへと傾ける「エントロピーの種」が埋め込まれている。 種を巡って…

いま、人工知能が物語を書く時代がやってきた。 「AIが小説を書く」と聞いて、あなたはどう感じるだろうか？　 便利？怖い？無意味？それとも、ワクワクする？ 本作は、AI（特にC…

山あいの村に残る、猿にまつわる奇妙な話。 その言い伝えは、今も確かに山で息づいている。 助けを求めれば差し出しを求め、奪えば奪い返す。 境界を越えた者が必ず“返される”、四つ…