「魔法SF」を含む小説

引き出しの奥から見つかったのは、もう使っていないはずのガラケー。 電源は入れていないのに、液晶には『通信圏外です』の文字。 それを境に、部屋の空気が変わり始めた。 虹色に光る着…

地表の大半が砂漠に覆われた世界。 かつての平和を物語る残骸が突き刺さる不毛の大地で、人々は争い続ける。 果たしてこの闘いの向こうに、答えはあるのだろうか。 ※拙作「三千世界シリ…

終わりかけの世界に魔法使いがログインしました。

魔法と超能力。二つの禁忌を宿す『デュアルホルダー』のカナメは、力を隠し平穏を望んでいた。 しかし、少女を救った代償は、日常との決別。 監視する組織、迫る敵、そして自身に課せられた…

[完結！] 近未来、宇宙開発が進む地球で、月面調査により約七千年前の謎の基地が発見される。調査員が誤って起動させた機械から地球に「ダンジョン」が大量発生し、文明は崩壊。モンスター…

1945年。人類史上初めて-魔法-が使用されたとされる年である。 魔術師-イグニス-の誕生は第二次世界大戦時に築かれた戦術を一変させ、各国独自にイグニス及びその-魔法-を戦術に組…

時空の亀裂より迫り来る恐怖、アンレジデントと呼ばれる異形の生物。 人は発現したフレックスという未知なる能力で抵抗を試みるも、総人口数十万まで追い詰められた。 しかして、未来を予見…

肉体の老化をナノマシンでごまかし、人格をクローンボディに電脳転送。 「いやー、膝が痛くてさ」そんな軽いノリで倫理を踏み越えた科学者・カイは、やらかしの責任を取らされる前に逃亡。 …

　──人類史に残る最悪の種族間戦争 『人魔聖戦』。魔王率いる魔族軍との決戦の最中、タクト・タナトスはただの騎士として戦い、そして命を落とした。 　……はずだった。 　目覚め…

雲に手が届きそうな晴天と、星が降り落ちて来そうな夜闇の中、剣を背負い旅を続ける青年が居た。 彼が目指すのは世界の果て、この世界の端には何があるのか、それを知りたかった。 二人…

そこは魔法が支配する異世界。神聖教会による平和統治と引き換えの文明停滞。錬金協会や魔王魔族による叛逆と潜伏。それとはまったく異なる神々の思惑。一筋縄ではいかぬ世情に革命を起こすべ…

失われた記憶を対価に魔法を操る世界で、〈星骸〉と契約した青年が、滅びを誘う神託の真偽を暴く。

水は0℃で凍る──本当に？ キミはそう教わってきた。 でもそれは、人がそう決めた基準にすぎない。 気圧が変われば凍る温度も変わるし、 密度が最大になるのは4℃だ。 キミは、知…

宇宙飛行士になりたいと願い努力し続けた主人公であったが、高校の帰りにトラックに轢かれ死ぬ。転移した世界は未知の世界。一文無しで死にそうな時に出会った美女リエナに助けられ、彼女の夢…

科学を魔法に、魔法を科学に変換する方法が秘密裏に開発された現代。 しかし、多くの人々は魔法の恩恵を受けられず、代り映えのない腐りきった世の中をただ生き続けていた。 そんな中シ…

　アメリカのシアトル、ロシアのウラル、ドイツのフランクフルト、中国の四川、日本の京都、オーストラリアのメルボルン、イギリスのロンドン、南極、ナミブ砂漠、アルゼンチンのブエノスアイ…

天寿を全うした元・剣豪、三上龍之介。 気づけば、異世界の「戦国時代」で目覚めていた。 「ここが“異なる日本”だって？　しかも、織田信長が空から降ってくるだと……？」 彼を導く…

　２１世紀初頭、局地的な大災害が世界各地で立て続けに起き、世界中に未知の疫病が蔓延する中、世界はひとつの選択を迫られた。 　７０億の命を守るために、ひとりの少女の命を犠牲にする…

――魔法と剣でダンジョンを攻略するのが当たり前になった現代。 高校生・篠宮レイは、魔法適性ゼロという理由で周囲から落ちこぼれと蔑まれていた。 だが彼には、ある“異質な力”があっ…

人は忘れる生き物だ。どうしてこのように恵まれて、少なくとも飢えることなく生きることができているのか、誰もが忘れてしまった近現代。 主人公、有里瑠美(ありさとるみ)の生活する真楼市…