「もこ」を含む小説

布団を抜けると、そこは―――。 そんな始まり。 これは普通のあたしの、ちょっと変わった一日のこと。 KAC20255　三題噺「天下無双」「ダンス」「布団」応募作品

これは、反抗期の社長令息が再プロデュースしたかつての歌姫が、再び天下を獲るまでの物語＿＿＿＿＿＿ 5年前、当時中学生という驚愕の若さで社会現象を巻き起こした歌姫“こよい”、…

2030年の12月25日。普通ならクリスマスで外は大騒ぎのはずなのに人がほとんど外にいない。そしてこれはクリスマスだけの話ではなかった。今の日本は外を出歩く人がかなり減少した寂し…

父親としていてやりたいが、体を蝕む病はもうすぐ私の命を奪う。 愛しい妻と可愛い娘のひなこを残していくことが悔しくてならない。 最近、悪夢が続いたが、今日の夢は違った。 ど…

バス停を作る→バスが部屋に突っ込んで来る。バス停を運ぶ→どこもかしこもバス停だらけ。あっという間に始まって、あっという間に終わるバス停の短編作品。

自創作キャラの短編を気まぐれに描くだけの短編集

今回は作家を目指す男の子と、かつて目指していた女の子のお話。 育つ土壌が違えば、作れるものも面白いと感じるものも違う。花森と名乗りながらこんな基本的なことも忘れていた。だからこ…

　主人公の「僕」は、ある日から白いワンピースを着た女性の夢を何度も見るようになる。 その夢はいつも夕暮れの町から始まり、女性が何かを訴えるように唇を動かすものの、一向に声は聞こえ…

童話、三匹のこぶたベース。自分を食べに来たはずのオオカミに惹かれていく、三匹目のこぶたトーイ。 オオカミもトーイが気になる様子。ふたりのゆくえは。

【KAC2025 第4回お題 参加作品】

白ギャル同級生、華乃にからかわれ続ける陰キャの一太だったが、彼女への恋心を自覚し、見事告白に成功する。この先、初デートも初キスも初Ｈの時でさえも、まんまとからかわれ続けてしまうん…

繰り返し見る「古びた時計台の夢」。9回目までは違和感程度だったが、10回目を迎えた者は誰も戻ってこないという。夢の中で何が起きているのか？ そして、あなたが今夜その夢を見る可能性…

友達(お茶の間ぽんこ https://kakuyomu.jp/users/gatan )と趣味でやっている創作会 第2回の作品です。 三題噺　お題：金属バット・クリスマス・パソコ…

「一匹のチンチラが、かけがえのないものだった。」 小さな命との日々は、あまりにも愛おしく、そして儚かった。 部屋を駆け回り、長々と砂浴びをする姿。 ケージを開けてもなかなか出…

親戚である伯父に週末、巫女のバイトを頼まれた私。 有名でもなんでもない小さな神社、一月も半ば近くになれば初詣の参拝客も殆こない。 これはそんな私がバイトをしていた時に起こった…

「結婚したくない腐女子が結婚しました」の　IFストーリーです。 こちらを読まなくても楽しめますが、読んだ後の方が楽しめると思います。 佐藤梨々花（さとうりりか）……中学1年 河…

KAC20253用に書きました。最近感じ悪い妹をもっといい妹と取り替えっこしてもらう話です。割とガッツリ性描写かもです。

震災の夜、冷え切った体育館に漂ったのは、シチューの香りだった。 飢えに震える人々は、その甘く温かな匂いに導かれる。炊き出しのテントで振る舞われるのは、心と体をほぐすシチュー。 一…

あらすじ 14歳の少年は原発性免疫不全症候群を抱え、花粉症に苦しむ日々を送っている。幼少期から入院生活が続き、外の世界に出ることを禁じられてきた彼にとって、春は苦痛と希望の季節だ…