概要
あのメロディを聴くと思い出すんです
残業中に、課長の携帯にかかってきた一本の電話。
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- ★★★ Excellent!!!読了後にタイトルを調べて色々と納得
いや、それでもそのオチにはびっくりしましたけどね?
本作で印象的なのは、何よりもリアリティです。
かかってきた電話の内容は間違い電話としてあり得そうな範疇ですし、その後の展開としても互いの興奮度合いから推察できる噛み合わない会話や、憤慨して思わず誰かに話したくなってしまった課長など、驚くほど自然な雰囲気が感じられます。
そして、冷静な第三者だからこそできる主人公からの提案も、実に現実的。
どこまでも真実味があり、実にリアル……だからこそ、そのまさかのオチに思わず変な声が出てしまいました。
そのオチも、淡々としているからこそ妙な生々しさを伴う真実味が感じられて、飲み込まれてしまうのですよね…続きを読む - ★★★ Excellent!!!フィクションであってくれ
こちらの作品、ジャンルは「現代ドラマ」に設定されています。
が、どうしてか「ノンフィクションか……?」と思えてしまうのです。
内容は「ん⁉︎」となる結末を除けば何気ないものです。
語り手である「私」が課長と残業していると課長の携帯が鳴り、課長自身がそれ(間違い電話)に応じる──というものですから。
ただ、そうです、先に書きました通り「ん⁉︎」となる結末が待っています。
この「結末」のせいで、笑ってしまうのですがそれと同時に「どうかフィクションであってくれ!」と願わずにいられなくなるのです。
「なんだろう?」と「笑い」と「いやフィクションであってくれよ⁉︎」が押し寄せてくる掌篇。
ぜ…続きを読む