柔らかく品のある文体なのに、李左進の悪辣さがじわじわと胸に迫ってきました。現実にもいるなぁ、こんな人、と。彼に訴えかける人々の言葉が切なく、遣る瀬ない気持ちになります。全編から深い教養を感じる、とても印象に残るお話でした。
一万字くらいで読みやく、ちょうど完結していたので手にしてみました。軽く見直しましたが、蓮の花があるので三途の川だと思います。三途の川にある船上でのお話という非常に独創的な舞台で、最後まで読み進めました。三者三様の告発で、さっぱりしない終わり方ですが、この独特なお話には合っていると感じます。梅、楓、銀杏と、時より現れる花や木は何かの暗示か分かりませんが、種類が色々あるので描写が気になったり。全体的に重いお話です。だけど阮岳だけくだけた口調なので逆に面白かったり(笑)
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