落ち着いた職場ものかと思いきや、キャラクター同士の掛け合いがとにかく軽快で、気づけば一気に読まされてしまいました。
それぞれ癖のある大人たちと、そこに飛び込んだ主人公の距離感が絶妙で、会話ひとつひとつにちゃんと個性が出て飽きずに読めます。
一見すると現代の穏やかな日常なのに、ふとした違和感や引っかかりが少しずつ積み重なっていく感じも魅力的でした。
気づかないうちにただの日常じゃない場所へ足を踏み入れているような、不思議な引力があります。
キャラクターが好きになるタイプの人にはかなり刺さると思います。
没入感も高く、しっかりと読める作品だと思います。