概要
恋歌は、まっすぐすぎた。
越後の命婦が近衛少将に渡した一通の文が、すべての始まりだった。
兄・藤蔵人が人に会わず、文も遣さなくなったという。
少将が邸を訪ねると、蔵人の視線は座敷の片隅に据えられた観音像に縫い止められていた。
問いは噛み合わない。
少将は嵯峨殿を頼る。像を寺へ預け、縁を断つ――はずだった。
平安時代、ブロマンス・ホラー第二弾。
兄・藤蔵人が人に会わず、文も遣さなくなったという。
少将が邸を訪ねると、蔵人の視線は座敷の片隅に据えられた観音像に縫い止められていた。
問いは噛み合わない。
少将は嵯峨殿を頼る。像を寺へ預け、縁を断つ――はずだった。
平安時代、ブロマンス・ホラー第二弾。
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