愛というモノは、最大の呪いだというけれども、この作品はまさにその言葉を体現したような作品だと私は思う。ある日、友人から貰ったインコに対する愛が徐々に暴走していく様が実に生々しくて恐ろしい。目に入れても痛くないと言うが、コイツの場合は脳に入れてしまいそうな狂気が感じられるのだ。短編で決して文字数が多いとは言えないのに、これ程までに悍ましいモノを私は見たことがない。作者様の圧倒的な内面描写には驚かされるばかりだし、戦慄させられてしまうばかりだ。多分、死ぬまで忘れられんぞ……!!
いやー。怖かった。温めるの意味もこうなると違ってみえますね。